チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

蚕図鑑

2014年07月16日 09時30分09秒 | 日記
東京農工大の横山岳先生がすばらしい本を出版された
一年がかりで編集をしたらしいが
今までで一番理解できる「蚕図鑑」国土社、3800円(プラス税)

先ずは手にとってご覧じろと言いたい

流石に毎日蚕と顔を合わせているだけ有って
懇切丁寧でもある
「編集の方が小学生のお子さんを持つお母さんでね」
この子に解るように解説して下さいと言うことで
横山先生張り切ったみたい

大人のそして蚕のことを知っている人たちも
改めて蚕の凄さをこれで知ると思う
横山先生有難う

横山先生は
「ホントウはクローン蚕を造ってみようと思ったのだけど」
蚕は糸を吐くために存在していると解ったので
そう言う研究はやめて
蚕を多くの方に理解していただき
蚕の吐く糸の素晴らしさを最伝えなければと思ったという

夏休み返上でこれから夏蚕の飼育にかかる
「生き物が相手だからね待ったなし」
命を相手にしていらっしゃるのでとても穏やかな先生だ

蚕のことなど全く知らない若い方をお連れしたら
蚕も凄いけど
「横山先生の穏やかで優しい姿は今ここに生きていらっしゃるからでしょうか?」
と感嘆しきり

チャコちゃん先生もそう思う
横山先生は「即今唯今」を実践していいらっしゃる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする