自分の色を知る
色の心理学でたくさんの方法で自分の色を知るという講座がある
好きと、似合う、とその人を健康にする色とはどうも違うらしい
と気が付いたのは、一年365日着物を着続け始めた30代だった
そしてまた年齢とともに自分の色が変わってきた
色を顔に当てほうれい線が薄くなるという経験をしたのが「松尾恵理子」さんが提唱した「いぶき」というカラー診断
もともと松尾先生は「カラーリスト」として大活躍をされていた
アメリカからきた色には四季があるという主張の方法だが日本で初めてその試験にパスした3人のうちの一人
しかしその方法では飽き足らず、独自で研究心模様も色に関係あると「マインドカラー」を打ち立てた
それでも何か違うということで「呼吸と色」つまり自分自身が出す波動と粒子これが色と感知し合うというところまで研究が進み「いぶき」と名付けられた
それを学んだチャ子ちゃん先生、色の中で最も納得した色選びでもあった
特に着物は全身に色をまとうので似合うとか好きとかのレベルをはるかに超えた色選びが必要になってくる
そして勉強の結果「カラースイッチ」という名目で「いぶき」を繋いでいくことが許可されて25年
カラースイッチで選んだ着物を着ているだけで健康になり、また愛と光を放つようになってくる
それが分かっていたのだ、講義をすることもなくやっと昨今その重要性を感じ、講義を始めた
最終判断が呼吸であり、それは自分自身で納得しなくては意味がないので「からおけ」に行ってその人の歌い方で、それを聞いたみんなで判断する
本人が自分で納得するまで続けるので結構時間がかかる
ことし「彩・色いろ」というタイトルで色の話を進め、最終前と本当の最後がこのカラースイッチ
年が明けて最後のカラオケで呼吸と色の講座が終わる
自分のことは自分が一番わからない
それが色によって自分の考え方や過ごし方、人との接触などの癖が分かりなかなか興味深い
自然の中の色をしっかり観察することによって自分自身の性癖が理解できるというのもなかなか深いものがある
松尾先生はすごい仕事をなさったと深く尊敬する
ウオームとクリアに二つのタイプ、其れをさらに六つに分けていく
わが先人たちは着物の地色に東と西を分けたのもその土地の持つ色の在り方が中心になっている
色の使い方が本能的にわかっていた先人たちの知恵にもっと学ぶ必要があるとつくづく思う