「淡々と深い愛を送る」
というのが日本人の得意技だった
それを垣間見たのがそれぞれの家庭の夫婦愛でり、子育ての基本
淡々と深い愛を送るというのは、自分自身に軸がないとできない
自分を愛していないとできない
自分を深く愛せるのは幼少のころ両親から受ける、または片親や祖父母から受ける深い愛による
親や大人が常に自分を見てくれているという子供心が一番大切なことだとチャ子ちゃん先生は信じている
いろんな人を見ていると、問題の根はほとんど幼少のころの親の愛の不足
それはしっかり抱きしめるとか、いつも一緒にいるとかそんなことではない
もちろんそれも必要な時期がある
「見守る」という心が日本人の作法でもあった
親や兄弟、祖父母さらには近所の大人そして遠くの大人たち
そういう人が「見守る」ことで子供は安心して生きていく
それが日本人の「愛」
この「愛」を尊いと感激し絶賛するのは外国からやってくる文化人だった
日本人の多くが「淡々とした深い愛」を持っていたのは昭和40年代で終わりであろうか
この淡々とした深い愛が素晴らしい職人の技も生んだのだと思う
人に対して動植物に対して日本人は深い愛を注いできた
その技を未来に繋いで生きたいと思う
きものを識ると日本が見えて来るというのは「そういうこと」
接ぐする、握手する、其れより真、行、草のお辞儀で相手を敬う作法の方が心を込めた姿だ――と感じる
それでいいんだと思う日本人は
巷にあふれている韓流のおじぎやめない?
日本人になろうよ
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