チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

被爆

2011年03月18日 09時14分35秒 | 日記
私達東京の住民は
あの日被曝しただろうか
あとは残された命を正しく使おう

大企業のいくつかは20日まで自宅待機だという
トップは何かを知っている
彼らは日常品を備蓄してじっと家にいる

しかし
中小企業やまたチャコちゃん先生のところのような
零細会社は日銭稼ぎに働いている
そのお陰で被災地に
アレ送ろう、これ送ろうと言う知恵もわく
さらに
「困っているものなあい?」
と京都から能登から富山から大阪から新潟から廣島から被災地の茨城からも
嬉しい電話が届く

「被曝したのではないかしら」
とセリシン博士?に相談すると
「セリシンの入浴剤を入れてお風呂に入りなさい」

日本が養蚕事業をないがしろにして久しい
セリシン入浴剤が簡単に手に入らない人のほうが多い

その代わりに発達したのが原子力発電事業
電気をふんだんに供給でき、
便利な生活を味わうことが出来る
石油は自国に無いものだから値段の安定が決められない不安がある
火力。水力は手間がかかり人の手も必要
設備にお金がかかっても
危険と背中合わせであっても
原子力発電は社会的に大きなメリットがある

国と電力会社、そして官僚の天下り受け入れとして
日本全国の美しい海辺に建設された

「東京からこちらにいらっしゃい」
と出雲の旅館の女将からお誘いだ
「そちらに行っても原発があるわよ」
「あそうだ」

いま東京からの脱出組みが大勢居ると聞くが
日本中どこへ行っても原発があるので
被爆の恐怖からは逃げ切れない
自分の陣地に留まって生を全うすることこそ尊い

天皇様も動かぬとおっしゃった

「昔に戻ればイイノヨ、自分の手足を使ってーー」
農業を営む友人の言葉は真実
自分の手足を使うから心からの助け合いができる
何もかもが目に見えるので対策も早い
人間の力が及ぶ

原子力発電は
運転をストップしても冷却を怠れば沸騰する
使用済み核燃料も三年も五年も燃え続けるので冷却水が必要
冷却水はすぐ沸騰するので水がたくさん必要
核物質が何かに反応するとすさまじいエネルギーが放たれて止めるすべが無い

とにかく人間の手に負えない代物
人間の力を超えて魔物になってしまう
でもこれは人間が作った
魔物にしたのも人間
良い機会だから皆で原発を見直したい

今も現場で命を懸けて防御している方たちに
ただただ感謝をささげ無事をいのるしかない

地震二日目早朝ヘリコプターで時の総理が行くべき場所ではなかった
返す返すも無念な行動 
おばか


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