今から10年前あるきっかけがあり「家系図」を作ってみた
一年かかったけどその効果は抜群
自分自身の行動の癖、自分自身の思考の癖、自分自身の外に対する対応の癖がわかった
自分の血は父と母にあるので両方の家系図を手繰る
名前だけではなく何歳で亡くなりその時の病気は何だったか、仕事は?趣味は?
今役所でわかるのは祖父母くらいまで、どうしてだろう?それ以上はわからないようになっている、ということで「国は何を考えているのだろう」と国の政策がわかってくる
人々の原点がわかってはどうもまずいらしい、なぜ?そのなぜもわかったがそれは後日
幸いまだ姉も元気だったので、親戚付き合いをきちんとしていた姉たちの指導の元、行くべきところを教えてもらい足を運んだ
チャ子ちゃん先生の父は長男でありながら家を出て自分の家族を持ったので、先祖の楔から外れていた
それで家督を継いだ父の弟のところに行き、いとこたちにお寺や本家に連れて行ってもらって、ついに安土桃山時代までさかのぼることができた
しかし母方のところは菩提寺が焼けていて過去帳もなくなっていたが、それでも本家に過去帳が残っていて、こちらは江戸の終わりまではさかのぼることができた
ここまでくると大変な数の先祖がいる、家督を継いだ家にはきちんと過去帳が残っていることにびっくりした
GHQがこの「家督」を継ぐという習慣をまず外したのは、日本人のルーツを消したかったのだろう
農業を主体とした日本人は、自分の土地にしっかりと根を下ろして生きていくので、本家にたどり着けばすべて自分のルーツがわかるようになっていたのだ。姉二人と兄はそういう付き合いを大切にしていたので、よそ者っぽい私も受け入れられてもらえた
日本は農業国だから当たり前だが、農業に従事して一生を過ごした先祖が多い。山も多く持っていて林業の先祖もいた、びっくりしたのは子供が多いと親戚筋に養子に出すということが多々あり、その中の一人に「226事件」に参加した一番若い兵士が先祖にいたことだった。
自分自身の行いの癖が先祖を手繰ることで見えてくる。家系図は「過去帳」として菩提寺にあるのでぜひ見てみると面白い
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