養蚕を始めた方たちが最も困るのが「山に住む動物たちとの折り合い」
鹿、イノシシ、ハクビシン、タヌキ、猿、クマ
山に近い桑畑は100%荒らされる
それも最近特にひどい
周りにいくら柵を巡らしても飛び越えてはいいり、桑の葉を食べちぎる
農薬がかかっていない葉っぱだものおいしいし健康?にいい
蚕に与える葉が少なくなり、野生の桑の葉を探しに行くことも多い、しかし手入れをされていない桑の葉を食べた蚕は、いい糸は吐けない
鹿は跳躍力があるので3メートルは平気で飛び越える
そのため5メートルの柵を作ったら、今度は土を掘ってタヌキはハクビシンが現れ荒らす、そのうち鹿も跳躍を練習し、5メートも平気で飛び越えるかも
国が国有林を増やしたことが原因だという人もいる
なぜなら国有林は勝手に人が入れないし樹の剪定もできない、そのため木が大きくなり枝を張るので草が生えにくくなるのだそうだ
草や木の実を食べる動物たちが、山の中にそれが不足すれば、葉の柔らかい蛋白質の豊富な桑の葉を好むのは理解できる
昔蚕室に猫を飼い、ネズミやその他の蚕を狙う生きものの駆除をさせていたように、犬の放し飼いが必要なのではないかと思う
其れよりも国有林のあり方を真剣に考えなければ、桑に限らず山のふもとの農家はたまったものではない
知人の畑のレモンの木を、鹿が倒してめちゃくちゃにした写真を見たけど、その狼藉の様には言葉もない
さらに里山や草原にソーラパネルがびっしり(太陽光パネルとの違いがよくわからない)
これではますます動物たちは自分の命を繋ぐため、里に下りて果物や畑のものを頂戴したくなるだろう
丸裸になった桑の木を見て「これはすべて人災」と思った
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