チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

小さなイライラ大きな喜び

2024年09月21日 08時14分47秒 | 日記
ここのところ
テレビが壊れたというよりどういうわけかBS6チャンネルしか見られない
やたら一匹のゴキブリを始末できないでいる
うっかり冷房を付けたまま外出
一晩水道の水を流しっぱなし
ライテング用の眼鏡の柄が外れた
ANAのマイレージの活用がパソコンでうまくできない
すべてこの一週間の出来事
「なんでーー」イラつく

起きていることはすべて理由があると思っているので、一つひとつを解いてく

そして昨日それが「蘇生」ということに気が付いた
蘇生ということは、その前に脱皮がある

11月1日、2日に行われる「シルク伝道師協会」設立イベントで、協賛か商品の展示販売をいただくブースの利用の依頼に十日町を訪れた

誠実で謙虚な岡元社長はまだ大きな病の後で
「20キロもやせましたよ」
と駅までのお出迎えを自からいただき恐縮していると、チャ子ちゃん先生好物の「十日町名物ヘギ蕎麦」の店へとまずは案内された(うれしい)

そこで社長の大病からの生還の話を聞き出す
「きれいな花に囲まれ美しい空気が満ちていて、身も心も安らぎここでゆっくりしようと決めたら、きなり強い圧迫を感じ、驚き飛び跳ねたら現実に戻っていた」

ああまだまだ自分にはこの世でやることがあるのだあ、今までは新しい事業を進めることに専念していたけど、これからは先人たちが残してくれている、技術の奥の心や誇りを繋いでいくことが自分に託されているのだなあ

と氣ずき、それからみるみる回復を遂げたとおっしゃっていた
今日の私の来訪はこの言葉を聞くために来たのだと確信、大きな喜びをいただいた

その後は昭和初期建築の粋を集めた木造の美しい家を仕事場にした座敷で、企画交渉をさせていただたが、柱のすべてが漆で固められている家屋の空気は社長の人柄のように清浄そのものだった





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