着物は資産価値がある
着物をモノとしてみると資産価値は現在はないかもしれない
しかし着物を通して着物に教えてもらったことは「資産」になる。「宝」として自分だけのものにするのではなく、資産として運用することが大切。今やっとそのことに気が付いた
着物にかかわってこちら、多分チャ子ちゃん先生はお金にするとかなりの金額をつぎ込んでいる。持っている着物は古着となり資産価値はない
しかしその一枚一枚の着物から、色を教えられ、柄の意味が分かり、作り手の人生を垣間見、売り手の苦労を知り、買い手の心の動きを見て、着る人の喜びや疑問を見続けてきた
その結果着物から哲学や思想、経済学や美学、芸術、文学、歴史、医学、農学などなど衣食住においても底知れない学びをさせてもらった
例えば「色」について、扉を開けると、むつかしいところではゲーテの色彩論が出てきたり、ほうーと感心して次なる扉を開けると、色と心理学、さらに扉を開けると色と五行、扉は明けても明けても次の扉があり、いまだにあけきっていない。
柄についてもそうだ、柄の生い立ちを知ろうとすれば古事記にまで行ってしまう、自然素材のもろもろを知ろうともうと農業に行く、作り手の技を知りたいと思うと、先人たちの知恵にたどり着き縄文まで行ってしまう
そして知ることによって自分辞意sンの心が磨かれてくることを知る。その間生きているうえでいろんな事件に出くわす、しかしそのすべてを着物に教えてもらった知恵で潜り抜けることが出来解決する
これは着物が私に与えてくれた「資産」
この「資産活用」をすることでこれからもお健やかに生きていけることが出来る。そのように思える事柄にあい、自分に与えられた資産を有効活用しようと思った。
コロナ事件でイベントが中止になっている、私も大きなイベントが二つ吹っ飛んだ。しかし着物資産のおかげで、空いた時間を優雅に過ごすことが出来たのには感謝。
これからもこの「資産」を活発に運用して、世に役立てたいと思う
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