今日は八朔

稲の育ち作物の生育五穀豊穣を祝って今日の八朔祭りがある
この日大名は江戸城に参内するに当たって白い裃を身につける
将軍は小袖に白を着る
なんていう決まりがあったみたい

何年か前京都祇園甲部の舞妓さんの四季を取材したことがある
そのときも八朔の日は
露芝の柄のある黒紋附きを着て
観世水の裾よけという出で立ちで師匠や御茶屋の女将さんにご挨拶回りをする
そういう習慣がまだ残っている色街は凄いなと思った

これから秋に向かうと言う八朔の日であるが
東京は戻り梅雨で湿気が多い
山陰は大雨で亡くなった人も出ている
昨年は大分の日田が濁流で更地になった土地も多かった
今回は山口の津和野
いづれも水澄む町だ
美しい街に我が物顔に濁流が流れている風景は胸が痛む

いづれも人間が山の木を乱伐したことが原因だとチャコちゃん先生は思う
此の夏休みエライ人は歓迎されていない外遊などせず
国内を視察してほしい
まず国が豊かになることが一番

八朔の日日本の農作物のことをみんなで考える日にしたい