ここのところ電気関係の故障が多い
パチッとひねればぱっと明るくなり
リモコンカチャカチャ押せば見たい番組が自然に出る
なにもかも今の生活はスイッチオン
いったん停電になると誰もがパニック状態
冷蔵庫のものも痛んでいく
電気がどれほど人の生活を楽に便利にしたかを思う
テレビをリモコンで消そうと思ったら消えない
電池が切れたのかと思い新しいのに入れ替えたが作動をしない
あちこち手で動かせる場所を探すがテレビには手動が付いていない
仕方がないのでコンセントを外す
ほんの20分前につけた時はリモコンは作動していた
リモコンが作動しないということは
私が誰かを操っているのか
それをやめなさいということか
リーダーと操るということは似て非なるものがある
そこを間違っていると言う戒めか
しかし心当たりはない
便利さの中に矛盾があることを知らなければならない
生活に必要な水、電気、すべてスムーズに手に届くようになったのは文明の発達のおかげ
しかしこれらの公的なものは本来国が国民のために尽くすものだった
郵便国鉄もそうだった
それらが民営化され、企業は収益を主に考えるからサービスはおろそかになる
使いやすいものより利益が上がるものを作っていく
リモコンの故障で社会の不条理にムカついてきた朝
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