今年の上半期の罪穢れを神様が祓い清めてくれる儀式が「夏越の祓い」
ありがたや
私達は野菜や魚また動物の命を頂いて生きている
または無意識に虫を殺したり、簡単に草木を折ったり
または他人を無意識に傷つけたり、自分おも傷つけたり
この知らず知らずの罪を神様が全部まとめて清めてあげよう。というわけ
知らず知らずに犯した小さな罪は「気が枯れる」と言われそれが「穢れ」となる
この穢れの神事が毎年二回、6月30日の夏越のお祓いと12月31日の大祓い。神社では、茅野輪をくぐり「大祓い祝詞」を神官たちとともに挙げて罪穢れを払う
幼いころは近所の人がより集まってヨモギ餅を作り、子供たちがヨモギの枝をもって大騒ぎしていた。それが楽しみだった
ヨモギの葉をつるすところもあり、またイワシの頭を玄関につるしている地方もある
今ではヨモギの葉をお風呂に入れて身を洗い清めるという人もいる
この大祝詞は日本人の根底の精神を表していると思う
多くの方は写経をするが、もちろん其れも素晴らしい行、大祝詞を筆で書くというのをこの日の習わしにしてみるのもいいと思う
とにかく日本の神様たちは合議をよくなさり、そのうえで「つみというつみはあらじ」と瀬織津比売さまが代表して海に流してしまうのだ
こんなありがたい国が在ろうか
今日は茅野輪くぐりをして大祝詞を唱えよう
それにしてもよ
こういうありがたい神事に「コロナにより蜜なるために一般参加はできません神官のみで執り行います」とさ
神様も面食らっていることだろう
仕方がないので茅野輪をくぐった後、墨を摺って静かに大祝詞を清書しよう
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます