チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

郵便物が届かない

2024年11月25日 09時55分11秒 | 日記
不思議な目にあっている
ある方に送った送ったレターパックが一週間たっても届いていないという
こういうことは初めてなのでびっくり
郵便局に連絡するが追跡のしようがないと断られた

レターパックの一番小さいものだ
そこには「帯板締め」の見本を入れていた
規則通りの大きさ重さ、こちらに落ち度はない

きちんと手渡しするもので送るべきだったと後悔するが
郵便がこの日本で届かないということの方にショックを受けている

これでは宅急便の方が確実だ
人から人への手渡しができなくなり、運ぶ人が少なくなっているのだあろう
何もかもインターネットで用が済む時代に
手書きの手紙が相手に届くというのはもう奇跡でしかなくなるのだろうか

お歳暮もお中元もお品を自分の手で運び、お礼を言っていた時代から
宅急便で送りつけるようになり
手紙から電話そしてメールと伝達方法がヒトの手を通さない方向へ行っている

昨夜ユーチューブを見ていたら
「日本の歴史はまだ80年、それは偽日本の歴史でもある」
とおっしゃっているアメリカ人がいた

ああそうなんだ、ひどく新鮮に感じたものだ
この80年は他国に押し付けられた文化を、さも昔からある文化のように教えられてていたのだという

しかし日本人は世界で最も古い歴史を持つ国だという思いがある
そうか
「名月浮水中」という言葉がある(水に映った月は偽物で本物は別にある)
本物の日本を取り返さない限り、郵便物が消えてしまうという出来事も当たり前に起きてくるのかもしれない


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