チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

呉服

2018年02月13日 11時51分55秒 | 日記
和服に対して洋服
これはわかりやすい

着物 るもの、これが和服とは限らない


呉服、呉服屋
この言葉はわからない

中国の呉の時代に今私達がきている着物が渡ってきた
という人がいた

我が日本国では
飛鳥時代は今のような和服の形ではない
まさしく呉服だ呉の時代の形である

平安時代から今のように8枚のパーツを繋ぎあわせた着るものが誕生
純然たる「和服」だ

だのになぜ「呉服屋」という名で今日まで来ているのだろう

広島に「呉・くれ」という街がある
そこに飛鳥時代「呉織・くれはとり」という織りの名手の姉妹が呉からやってきた
そこで織りの技術を広めたという史実はある

そこから呉服となったのだろうか?
このことを何年もいえ何十年も疑問に思い調べているが未だ納得できる解答に巡り合っていない

ずっと以前呉服ではなく
5つの福を伝えることのできるお店にしたらどうかと提案したことがある「五福」
愛・美・財・建康・若さ
どうだろう?
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セブ島のアレグリア市

2018年02月12日 18時01分27秒 | 日記
日比文化交流のお手伝いをすることになった
親しくさせていただいている作曲家の伊籐顕さんが
ここ何年もアジアの国々に行って演奏旅行の傍ら井戸掘りのボランテイアや
その国の国の人が気が付かない寳(例えば薬草の使い方)を見つけては指導していらっしゃる

「チャコちゃんねみんな貧しいけど心が美しく瞳が輝いているんだよ」
と常に嬉しそうに語ってくれる

昨年のことセブ島のアレグリア市に井戸掘りに出かけた顕さん
そこの市長と心を通わせ
子どもたちのために町興しする協力をお約束

学校はあるけど弁当を持っていけない子がいる
それなら学校給食の基礎を作ろう
なにせ野菜は豊富果物は美味しい海の幸もある

「チャコちゃん行こうよ日本のこととても好きらしんだそれに着物に興味のある人も多い」
こういう話にすぐ乗るチャコちゃん先生
なにせ顕さんには「食」でお世話になっている

もったいなくもかしこくもチャコちゃん先生の専属シェフが顕さん
半端でない腕前で腹七分目を目指しているチャコちゃん先生いつも動けないほど食べてしまう

顕さんとともに音楽活動している「ミネハハ」さんも
その他津軽三味線や民謡の人たちも
もちろん顕さんとともにシンセサイザーの演奏も

それでは着物ショーをいたしましょう

となった

子どもたちに舞台で浴衣を着せていくパホーマンスも考えている

満月のパワーを感じながら楽しみたい
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紀元節

2018年02月11日 16時05分37秒 | 日記
日本国の誕生日が紀元節
いまは太陽暦で年月を考えるが
それはキリストの誕生からの年数と言われている

我が国は神武天皇が国を治めるようになって
なんと2678年目 皇紀2678年「

今は建国記念日
一つの国がこんなに長く続いているのは珍しい
天皇の御代のまま2678年とは驚異だ

5000年の歴史と言われている中国はその間政事の中心が何回も変わっている

ただ年数を長いと言うだけでなく
その時代時代の作法がそのままこ残っている
神武天皇の即位から宮中祭祀が今日まで形を変えずに続いている国は
やはり驚異というしかない

その中で生まれた文化が
他国の国と違うのも延々と続いた月日のなせるわざ

私たちは自ら選んでそういう国に生を受けた
そのことを自分の胸におろして生きていくべきだと思う

私が自分でこの日本という国を選んで生まれてきた
そう考えたとき日本のあらゆるものが愛おしくなる
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貴乃花親方

2018年02月09日 12時54分19秒 | 日記
正直言ってチャコちゃん先生は貴乃花にはあまりいい印象を持っていなかった
可愛げのない相撲取っていたので贔屓にはならなかった
相撲は国技館で見るのが楽しく
力士たちの浴衣姿や行司の衣装に興味があって
取り口には知識がなかった

塩をまくのはどうしてだろうとか
シコウを踏む踏むのはなぜ
相撲と五行の関係は?
力士の名前の由来はなどなど取り口より周りに興味を持って国技館に行く

そこで親方たちが黒紋付の正装で土俵下に並び審判を務める
貴乃花の黒紋付はグレーかかっていて
気取ってるうーーと斜に見ていた
かっこいいのは九重親方だった

なんでも格好いいが好きなチャコちゃん先生
どうしてか貴乃花は好きになれなかった

しかし
相撲界を揺るがす今回の暴力事件
貴乃花親方の筋の通った態度にスッカリ感服している

あの長いインタビューも最後まで聞いた
本当の「うるふ」は彼だったのだ

何よりも「相撲は神事ですから」という言葉が
チャコちゃん先生の胸の中に温かく広がり
心のそこから貴乃花親方を応援したくなった

大麻の横綱、土俵の内外、シヲの浄化、五行の房の色
すべてすべて神事だからこそ「国技」
貴乃花親方は高い志を持ってこの国技を守り抜こうとしている
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大転換期になにが起きるのか

2018年02月08日 10時26分40秒 | 日記
よくよく自然を観察していると
いろんなものが見えてくる

よくよく人を観察していると
自分の立ち位置が見えてくる

動植物を観察していると
人間が見えてくる

誰でも感じていると思うが
この世は大転換期に差し掛かっていると思う

今までの常識は全く通用しない時代になってきた
縦社会は一気に崩壊をする
肩書も然り

みんな平等
しかしみんな自立

自由を手にすることができる代わりに責任も持つ
そんな時代になってきた

テレヴィの大雪ニュースを眺めながら
つくづく感じた

そう「かんじる」
ということが主流
「考える」はもういらない

頭なんて良くならないでいい
感じることができることが最も尊いと思う大転換期
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骨格着付け

2018年02月07日 15時27分53秒 | 日記
中谷比佐子の着付けは「骨格着付け」と名づけられた

着付けを教えるときまず骨の話から入る

人それぞれ骨の形が違い、その骨に沿って着物を着る
そして帯を結ぶ

昔の人は理屈なしに自然な着付けをしていたので骨に沿った着付けをしていた
だから着崩れてもそれなりに格好はついていた

骨格着付けに気がついたのは「湯文字」に出会ってからだ
湯文字は日本最古の下着だが
このなんでもなに布が骨盤を安定さ背筋を伸びやかにし
頭まで良くする
認知症などこの湯文字をつけているだけで進まないと思う

首が伸びるので老いて背が縮む事は考えられない

胸当てという下着があり
これをつけることで肩甲骨が柔らかくなり
横隔膜が広がる

着物を着るということは
骨を意識すると自分の体の諸々がわかり
健康状態を認識できる

こんなすごい衣装がこの日本にあることに感謝

しかし
それを身に着けないのはもったいない
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ゆんたく

2018年02月05日 13時14分57秒 | 日記
沖縄のお言葉で色んな人が集まりおしゃべり大会をするのを「ゆんたく」
というらしい

昨日はいろんな年代の人が集まり
「ゆんたく」で楽しんだ

敗戦後を少し知っているチャコちゃん先生
敗戦後に生まれた団塊世代
東京オリンピく前に生まれた
東京オリンピックの跡に生まれた世代
バブル真っ只中に生まれた
バブルが弾けデフレ経済になって生まれた

それぞれの幼少の頃を思い出しまず「食」を取り上げる

食べるものがふんだんにあったわけではないが
そういう中で母親がいかに美味しいものを子供に食べさせるか
手間ひまかけて自然のものを食卓に載せた時代は最も豊かで健康な人が多かったのではないか

学校給食から始まった団塊世代は
牛乳や肉、砂糖、小麦をアメリカからの指導で食べさせられた
手が空いた主婦はちょっとした現金収入のために家を留守にし
鍵っ子が増えた。そのため買い食いが当たり前

いつもお金を持たされ勝手に好きなものを買って食べるようになった世代
二人の親は共稼ぎでおふくろの味なんて知らない
お金さえ払えば欲しいものが手に入った
その為いまは薬のご厄介になっている

デフレ経済の中でやっと親たちは家族を振り向き始めた
しかし
家族と言うもののあり方がわからずなにを目標に進めばいいのかがわからなくなっている

いろんな世代の集まるユンタクは意義がある
日本の歩みを識ることになるから

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着物の裄

2018年02月02日 14時53分27秒 | 日記
洋服で言うと袖丈になると思うが
着物の裄は肩幅と腕の長さを足した寸法

ここ30年位は洋服のように手首まですっぽり被るほどの丈が良しとされている
チャコちゃん先生が着物を着始めた頃は
一般の女は手首のぐりぐりが見えることが第一条件

手首が隠れるのは花柳界の女
もっと手首を出すのは小料理屋の女

そのように決められていて裄が長いと
「ゾロっとしていやらしい」
なんて言われた

そういうわけで昔作った着物は裄が短い
どんどん着て洗い張りをし寸法を変えているが
あまり手を通さない色留は着るたびに
肘を張って裄を長く見せる工夫をする

着物も洋服の感化が強く
ほとんどのひとが裄を長く着るようになっている

洋服の歴史はまだ100年
着物の歴史は2000年

なにが美しいかの基準が変わるので
それも致し方ない
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皆既月食

2018年02月01日 10時47分08秒 | 日記
この皆既月食は江戸が明治に変わるときにも行われた天体ショー
いよいよ時代が変わる
現実に来年は年号が変わる
こういう大変化の時代に生きているという事にただただ感謝

満月で上がってきた月は
太陽と地球に挟まれ一瞬姿を消しオレンジ色に染まって体を表し
その後美しい満月になった

本当に美しかった

それと同時に真実大変革のときなのだと痛切に思った

先日仮想通貨の取引所にハッカーがはいり通貨を持っていった
その損失が58億という
そこの社長はこの58億をすべてのお客様に返金するという
会社の利益が80億なのでそれは大丈夫だとか

お金の桁が違う
しかも若い社長40代だという

見渡すと億万長者がやまといる時代だ
しかも30代40代
インターネットを駆使し母国語以外にも3ヶ国語は話せる

空の皆既月食を見ながら今夜の移り変わりに身震いする思いがした
最も震えるほど外は寒かった(・_・ゞ-☆が
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