弟、来院

滅多に連絡の来ない弟から電話があり、何事かと思い話しを聞いてみると頚椎ヘルニアになってしまったとのこと。

仕事にも行けないほどの痛みで、趣味の楽器演奏もできる状態ではなく、処方されている鎮痛剤もあまり効果がないそう。
今回止むに止まれず姉の治療を受ける決意をしてくれたようで、ここしばらく治療に来てくれています。

弟には鍼灸学生時代に無理やり練習台になってもらったことがあるくらいで、きちんと治療したことはありませんでした。
改めて脈、お腹、舌を診てみると、東洋医学的に気になるところが盛りだくさん。体質改善+一番辛い痛みをとることをメインとした治療をしました。

私の場合、初回の治療はこちらが思っている7,8割の刺激量の治療を心掛けています。ごく軽めの刺激で患者さんにとってはちょうどいいことが多いようです。

弟の場合は鍼灸治療による反応が強く出やすい体質であることが分かったので、慎重に治療しました。
1回目の治療後、肩甲骨周りの痛みはやや減少。動きやすさは改善。
2回目の治療後、最も気になっていた肩甲骨上部の痛みはかなり減少。
肩甲骨の痛みが軽くなったことで、今度は腕の付け根付近の重だるさが出現。
3回目の治療後、腕の重だるさはやや減少。
気になっている患部の症状が改善してくると、それまで隠されていた痛みや重だるさが出てきやすくなるのですが、今回は典型的な症例です。

子供の頃の記憶による印象が大きいのだと思いますが、姉の治療を怖がっていた弟も、鍼灸治療の効果を多少は感じてくれているみたいで一安心

弟が住んでいる所は少し遠いのですが、今後しばらくは週１回の治療を受けてもらう予定です。

今日も猛暑日

東京は猛暑日が5日連続、過去最高記録を更新したようですね

体温に近い気温、もしくはそれ以上の気温が続くことによる身体への負担は避けがたいです。
日中の外出を控えたくても、お仕事などでそうはいかない方もきっと沢山いるでしょう。

冷たいものの取りすぎがかえって身体をだるくさせると分かっていても、ここまで厳しい暑さが続くと、ついつい氷の入った飲み物に手がいきがちです。あまり冷たいものを摂取し過ぎると、身体の内部が冷えてきます。
また、建物や電車内もしっかり冷房が効いているために外気温との差がかなり大きく、汗が一気に冷える原因にもなっています。
首や背中が冷えると夏風邪をひきやすくなりますし、お腹が冷えると下痢の原因にもなります。

夏は冬以上に冷えやすい条件がいっぱい。
冷たいものの摂り過ぎで胃腸が冷えて体調を崩している方も多いのではないでしょうか？
ドラッグストアなどで整腸剤やサプリメントを購入して体調を調えるのも一つの対策としてはいいのですが、まずは身体を冷やさないような生活を心がけたいですね。
くれぐれも冷やしすぎにはご注意を！

（真夏の養生に興味のある方はもこちらもご覧くださいね→2013年の記事、2014年の記事）



ベルクレマチスの白い小さな花を見ていると、外の暑さを忘れさせてくれる気がします。




この暑さで花が散るのは早いけれど、落ちた後も可愛らしくて気に入っています。

新しい多肉植物たち

昨年に引き続き、kukkaさんでの多肉植物アレンジのレッスンに行ってきました。

新しい作品づくりとともに、前回の作品の手直しもしました。
（前回の作品は飾って早々に昆虫たちに食べられたり、どんどん伸びたりしたので）

難しいところは手助けしてもらいながら、リメイクしたのがこちらです




こちらは新しい作品。前回よりも小さめの額縁にしました。あえて大きめの多肉植物を植えてみたらインパクトのある仕上がりになって、気に入っています。




玄関に２つ並べて飾っています。今回も昆虫たちが寄ってくることでしょう
おいしいのは何となく分かるけれど、お手柔らかにお願いしたいものです