゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

パァ-キンソン病に良法・・・ !?

2007-06-14 20:00:00 | 健康・病気

リズム集団とは、意志と無関係にリズムを刻む集まりのこと。                               クリスマスツリ-のように一斉に点滅するホタルの群れもリズム                             集団の一種で、それぞれが互いに影響し合って同じ周期のリズム                            で発光する。同じ壁にかけた振り子時計の振り子が、壁から伝わ                             る振動によって次第に同調するのも同じ原理という。                                    この自然界の「リズム集団」を制御するための物理学の新理論を、                            北大大学院理学研究院郡宏・数学部門研究員(31)らがまとめ、                             実証実験に成功した。郡研究員の理論は、リズム集団が発する                             リズムを数値に置き換え、リズム自体の制御につなげるもの。この                            理論を基に米バ-ジニア大化学工学科の研究者三人が実証実験                            を行った。実験では、六十四本の電極をつけた装置をリズム集団に                           見立て、これを希硫酸に浸して通電。希硫酸と電極の化学反応に                            よって、それぞれの電極に流れる電流の量が周期的に変わる現象                          に、リズム集団の動きを数値化する理論を当てはめた。その結果、                           数式を基に電圧を微妙に変化させることで、六十四本がばらばらだ                            った電流値の変化をそろえたり、再びばらばらにするなど、制御でき                           ることが分かった。パ-キンソン病の震えの症状は、個々の脳神経                           細胞が発する微弱の電気信号が、同じリズムを刻むことで起る。                             リズムがばらばらになると震えがとまるとされ、医療機器の実験も                            ドイツで始まっている。新理論は、こうした機器への応用が期待され                          る。郡研究員は「この研究が、副作用の心配が少ない医療機器開                            発につながれば」と話している。「リズム現象」研究の第一人者の                            藤本由紀京大名誉教授(物理学)は「理論の専門家と、実験の専門                           家の協力が実を結んだ、画期的な研究」と評価しているとのことです。

コメント