゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

“脳・腸 相関”

2012-01-19 17:47:59 | 健康・病気

<幸せになるためには、腸内細菌を増やそう!>

=驚くほど減っている日本人の便の量=                                     ~東京医科歯科大学名誉教授                                      感染免疫学専攻 藤田紘一郎 腸内革命より抜粋~                                     人間の幸福度に大きな影響を及ぼすド-バミン、セロトニンといった「幸せ物質」がありますが、これらの脳内ホルモンが著しく低下することによって“不幸度”が高まり、健康を害することは否定できません。気持ちは暗く、すべてのことに対して消極的になり「自分は世界で一番、不幸な人間だ」と思い込むようになり、病気への道に進んでしまいます。その最悪の結果として、自殺に至ることも少なくありません。「自殺数と腸内細菌によって作られるセロトニンなどがなぜ関係してくるのか」と疑問を持つ人がいると思いますが、これが非常に深く関係しているのです。そして、日本人の腸内細菌の数がいかに減少しているかを検証してみましょう。腸内細菌の数は糞便の量と深く関係していて、糞便の半分は死んだ腸内細菌と生きている腸内細菌によって占められています。つまり、腸内細菌の数は便の量を調べればわかるのですが、日本人の便の量が戦後50年間で減少している、と指摘しているのは食物繊維の研究をしている兵庫県立大学名誉教授の辻啓介教授です。欧米化した結果、繊維質の摂取が極端に少なくなったことがその理由であると述べています。辻先生によると、太古のアメリカ千住民の糞便の量は約800㌘もあり、繊維質は150㌘も含まれていたそうです。一方、日本人ですが、もともと糞便の量も少ないのですが、それでも私たちの調査によると戦後直後には約400~350㌘糞便量がありました。しかし、それが現在は200~150㌘程度にまで減っています。およそ半分になってしまったのですから、これは驚くほどの減少といえます。糞便の量の減少と、それにともなう腸内細菌の減少は、食生活と深く関わっています。日本人の糞便や腸内細菌が減少しているのは、食をとりまく環境の変化によるものです。長生きの秘訣は、腸内細菌を増やすことだ!そうすることで病気知らずの体をつくります。(藤田先生は、腸は、第二の脳であるとも仰っており、また腸内細菌は、免疫細胞の70%を作ります。あらゆる病気も恐ろしくなくなります。と仰っております。)

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