゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ES細胞で視力改善

2012-01-26 16:01:10 | 健康・病気

米企業臨床試験 初の治療効果報告

100_8344 [ワシントン共同]米バイオ企業アドバンスト・セル・テクノロジ-社は23日、あらゆる組織に成長できる胚性幹細胞(ES細胞)を目の網膜の病気の治療に使う臨床試験で、治療を受けた2人の患者の視力が改善したと発表した。ES細胞を使った治療で効果が報告されたのは世界で初めて。                 臨床試験は安全性確認のために実施されており、医学的な有効性を確認するにはさらなる試験が必要だが、再生医療の可能性を示す結果として注目される。この成果は英医学誌ランセットに掲載された。発表によると、同社と米カリフォルニア大ロスアンゼルス校の研究チ-ムは、網膜に関わる細胞が萎縮するなどの異常により視力が低下する加齢黄班変性の78歳の女性とシュタルガルト病の51歳の女性の目に、ES細胞からつくった網膜色素上皮細胞を移植。2人はほとんど目が見えない状態だったが、文字が識別できるようになるなど改善がみられたという。                                               ES細胞は、他人の受精卵からつくられたが治療から4ヵ月たった時点で拒絶反応や腫瘍の形成などの異常は起きていないとしている。チ-ムは安全性や有効性を確認するため、参加者をさらに増やし、臨床試験を続ける方針。同様の網膜の病気に関しては、日本では人工多能性幹細胞(ips細胞)の利用を目指し、理化学研究所が臨床研究の計画を進めている。

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喫煙関連死13万人

2012-01-26 15:27:36 | 健康・病気

東大グル-プ調査 45歳以上で顕著

予防可能な生活習慣病や外傷による死亡のうち、関連要因として最も多いのは「喫煙」とする研究結果を東京大大学院の池田奈由特任助教授らのグル-プがまとめ、25日までに米オンライン科学誌プロス・メディシンに発表した。喫煙が関連した死者は2007年、推定で12万9千人に上ったとしている。                                                    池田助教によると、厚生労働省が07年に行った国民健康・栄養調査や人口動態調査のデ-タなどを使い、喫煙や高血圧、高血糖、アルコ-ル摂取など16の要因に関わる死亡者数をそれぞれ推計、比較した。その結果、喫煙が関連した死亡が最も多く、高血圧関連が推定10万4千人で続き、運動不足関連も5万2千人に上った。喫煙関連のがん死亡者数は45歳以上で増加傾向にあり、1980年と07年を比較すると男性で1・9倍、女性で2・5倍増えていた。池田助教は「喫煙対策の重要性をあらためて示している」と話している。

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