「ブラッド・ダイヤモンド」
アフリカの紛争地域におけるダイヤモンド密輸の実態を鋭く描いた社会派アクション映画です。
タイトルの「血に染まったダイヤモンド」とは、アフリカで、武器輸入などの紛争の資金調達のため不法に取引され資金源となるダイヤの事。
希少価値の「ピンク・ダイヤモンド」をめぐり、元傭兵の密売人に「レオナルド・ディカプリオ」、不法ダイヤの実態を明らかにしようとするやり手の女記者に「ジェニファー・コネリー」、家族を愛する漁師役に「ジャイモン・フンスー」がふんし、緊迫感あふれる迫真の演技でみせる。
アフリカの現状が忠実に再現されており、特に反政府組織に連れ去られて、兵士の一員として教育(洗脳)されてゆく子供達の実態はショッキングです。
地域紛争が激化する“ブラッド・ダイヤモンド”の現実問題に言及した内容について、米国務省が批判したことでも話題となりました。
社会派の重いテーマを貫きながら、要所での派手なアクション、ほのかなラブストーリー、さらに人間同士の感動ドラマが無理なく絡み、見ごたえあります。
ラストは泣かせます!
「レオナルド・ディカプリオ」いい仕事してますね!
「タイタニック」当時のただのハンサム兄ちゃん?は卒業ですね。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆