「ディパーテッド」をDVDで観ました。
本年度のアカデミー賞最多4部門(作品賞・監督賞・脚色賞・編集賞)を受賞した映画です。
香港映画の『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイク版と言う事で、オリジナル版をすでに観ていたので、公開当初はあまり観る気がしなかったのですが、オリジナルとどれ位違う所があるかなと思いつつ観ました。
犯罪者の家に生まれながら、まっとうに生きることを誓って警察官になり、マフィアへの単身潜入捜査を任されるビリー(レオナルド・ディカプリオ)。
一方、マフィアの指示で警察官となり、警察の内部情報をボスに流すコリン(マット・デイモン)。
そしてマフィアのボス:コステロ役で、ジャック・ニコルソンが存在感を見せつけています。
過酷な世界で二重生活を続ける二人の男の人生が交錯し、物語は複雑に絡み合っていく。
舞台をもちろんアメリカ(ボストン)に置き換えていますが、基本のストーリーはオリジナルに沿ってます。
オリジナルはもちろん良かったですけれども、こちらも、ハラハラドキドキ!です。
オリジナルのストーリーが判っていても十分楽しめました。
オリジナルは三部作ですが、こちらは一本にまとめられている分、スピーディーに物語が進行し、飽きさせません。
(その分、深みが無いと言えなくもないですが・・・。ハリウッド映画ですから、娯楽作品と言う事で・・・。)
ディカプリオの熱演とジャック・ニコルソンの円熟した演技が見所です。(マット・デイモンも悪くはないですよ。)
衝撃のラストが待ってます!
この映画の御勧め度:☆☆☆☆☆