ダイ・ハードのマクレーン刑事で思い出しました。
日本の刑事物と言えば、「太陽にほえろ」、「西部警察」、武田鉄矢の「刑事物語」なんて言うのもありましたが。
私の一押しの刑事物小説は「大沢在昌」の「新宿鮫」シリーズです。
新宿署の鮫島警部(通称:新宿鮫)を主人公とする警察小説シリーズです。
キャリア警察官が警察内部の抗争にまきこまれて、一人署内ではぐれ状態になりながらも、歌舞伎町を中心に、単独捜査を続ける鮫島、そして最後には音もなく犯罪者に食いつく―。
登場人物の圧倒的な個性と最後まで息をつかせぬ緊迫感は間違いなく日本のハードボイルド小説・刑事物シリーズの最高峰 です!
第一話は平成3年に真田広之主演で映画化されました。
その後、
『毒猿 新宿鮫II』・『屍蘭 新宿鮫III』・『無間人形 新宿鮫IV』・『炎蛹 新宿鮫V』・『氷舞 新宿鮫VI』・『灰夜 新宿鮫VII』・『風化水脈 新宿鮫VIII』・『狼花 新宿鮫IX』とシリーズは続いてます。
特に『無間人形 新宿鮫IV』では直木賞を受賞しています。
どの話も一話完結で、それぞれに違った趣向が凝らされていて、続けて読んでも飽きません。
まだ、読んだ事が無い方は是非読んでみて下さい。