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マーシャル・ロー

2007年09月10日 | ○○な話
 

「マーシャル・ロー」

1998年製作・公開

 出演: デンゼル・ワシントン, アネット・ベニング,
ブルース・ウィリス




ブルックリンでテロリストによる爆破事件が勃発。

テロ対策本部長に就任したFBIのハバード捜査官(デンゼル・ワシントン)が事件現場へ行くと、そこにはなぜか管轄外のCIA諜報員エリース(アネット・ベニング)が捜査に乗り出していた。

爆破テロは連続で、ニューヨーク各地に起こりだし市民の不安は極度に達する。

国民の安全を求める世論に大統領も、ついに緊急事態を宣言し、軍隊の出動を要請する。

ニューヨークに戒厳令(=マーシャル・ロー)を発令し、軍隊を出動させることの是非については、軍内部でも激しい論議を呼んだ。

ウィリアム・ダヴロー将軍(ブルース・ウィリス) も危険性を十分に理解し、軍の介入に反対したが、大統領の決断に従い軍人として引き受けた以上は、絶対的な服従と目的の遂行をすべての人々に求めた。

空にはヘリコプターが飛び、戦車の大群が兵士たちとともに町を行進して行く。

アラブ系市民は弾圧だとデモ行進を始め、一触即発の緊張がニューヨークを支配する。

ハバードも、ダヴロー将軍も課せられた責任と義務観の重圧に耐えながら、どのように対処するのか?。


2001年のニューヨーク同時多発テロを完全予告したような社会派映画。

日本でも同時期にTV放映の予定があったが、直前に同時多発テロが起き、放映が延期された。


FBI、CIA、陸軍、アメリカの内情といったものが、フィクションながらリアリティよく演出されている。

この映画のお勧め度:☆☆☆☆

コメント
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