「ミスティック・リバー」
2003年公開
第76回アカデミー賞で作品賞を始めとした6部門にノミネートされる。
ショーン・ペンが主演男優賞を、ティム・ロビンスが助演男優賞をそれぞれ獲得する。
監督: クリント・イーストウッド
犯罪社会から足を洗い雑貨店を営むジミーと、家族と共に平凡な毎日を過ごすデイヴ、そして刑事のショーンの3人は、同じボストンで暮らし少年時代を共に過ごした幼馴染だった。
しかし彼らが11才のとき、デイブが見ず知らずの大人に誘拐され性的暴力を受ける。
それから25年経ったある日、ジミーの娘が遺体となって発見され、殺人課の刑事となっていたショーンがその事件の担当となった。
事件の当日、何故か血まみれになって帰ってきたデイヴが容疑者として浮上する。
事件は3人の過去を弄ぶようにして、非情な物語を導いてゆく…。
「もし、あのとき…」という、
ある一瞬での後悔が、
その後の人生を支配する。
悲しみと苦しみに満ちた傑作サスペンス。
一人でじっくり観たい映画。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆