@ kill time

見た!聞いた!読んだ!行った!食べた!
スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行紀、読書、食べ歩き等の身近な話題を紹介します。

誉田 哲也/春を嫌いになった理由(わけ)

2010年06月10日 | 小説
春を嫌いになった理由(わけ)を読みました。



フリーターの瑞希は、テレビ番組「解決!超能力捜査班」のプロデューサーである叔母の織江から、霊能力者・エステラ通訳を任された。

収録日、エステラの霊視通りに行動した番組スタッフは、廃墟ビルから白骨死体を発見する。

過去のトラウマから霊能力を毛嫌いしている瑞希は「霊視も死体もヤラセなのでは?」と疑いを抱きつつ、生放送本番に臨むが…。


テレビの霊視番組スタッフとアメリカ人霊能者、そしてその通訳、

密航中国人と歌舞伎町の殺し屋、

霊視番組の視聴者夫婦と行方不明の兄を探す夫婦、

さらに事件の真相を追う2人の刑事、

一見関連のない出来事が結び付く時、すべての真相が明らかになる!

最後の霊能者エステラの言葉、

他人のみている世界が、自分の見ている世界と同じという保証はどこにもないの

に、思わず、なるほど!!

第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞第一作

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豚骨醤油らーめん 光醤 (ヒカリヒシオ)

2010年06月09日 | ラーメン

Hさんの「渋谷らー麺ロード」。

今回はマークシティ下の井の頭線入口そばにあるお店「豚骨醤油らーめん 光醤 (ヒカリヒシオ)です。

井の頭線のガードをくぐった小道沿いにはらーめん店が立ち並び、かなりの激戦区です。

そんな地域に2009年に出店した新しいらーめん屋さん。

Hさんの所属事務所の2次会で良く利用する飲み屋さんの入っているビルの真向えにあり、24時間営業しています。

Hさんもいつか食べに来ようと思っていましたが、先日ようやく食べる機会ができました。



テーブルが2卓、カウンターが10席程度の小さな店内。



発券機の前でなににしようかと考えていたら、店員さんから”当店の一番のオススメは「がっつん醤らーめん」(880円)です。”と言われたので素直に従う事に。

麺のカタさは”粉おとし”、”ハリガネ”、”バリバリ”、”バリ”、”やわめ”の5段階から選べるとの事で、下から2番目の”バリ”にしました。




待つ事5分で出てきたのがこちら!



がっつん醤らーめん」の”がっつん”とは”具だくさん”ってことらしいです。

具は、刻んだチャーシュー味玉わかめもやし
岩のりなど、確かになかなか豪華。

その具の上に掛かっているのは黒ゴマ唐辛子をつけこんだ豚骨醤油だそうです。



麺は細めのパスタのような丸断面の白いストレート細麺

博多風こってり
スープにうっすらと辛みが効いた、なかなかパンチのある味になっています。

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パリより愛をこめて

2010年06月08日 | 映画


パリより愛をこめて

公開:2010年 フランス映画

出演:ジョナサン・リース=マイヤーズ、ジョン・トラボルタ



パリのアメリカ大使館員・リースには上司にも婚約者にも言えない秘密があった。

CIAの見習い捜査官として諜報活動に従事していたのだ。

繊細な性格で人を撃った事もない彼は、いつかはエージェントとして華やかな活躍を夢見ていた。

そんな彼の元にワックスという相棒が現れる。

推理力も腕力もピカイチ、口よりも先に銃を撃つ危険な男だ。

彼らの初任務である麻薬密売組織の捜査が終わりに近づいたとき、意外な事実が発覚する…。


題名からして007映画シリーズのパロディー?と思ったら・・・。

トラボルタが演じるワックスがオープニングからの30分間に30人ほどの悪人を手当たり次第に射殺してしまうと云う、めちゃめちゃ派手なアクションシーンが繰り広げられます。

御年50歳のトラボルタですが、身体の切れも抜群!

ガンアクションとカースタントは思いっきりよく派手目でスカッとします。

アクション娯楽作品としては、最高です!

この映画のお勧め度:☆☆☆☆ 

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有川 浩/海の底

2010年06月07日 | 小説

有川 浩 著 海の底を読みました。




4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地

停泊中の海上自衛隊潜水艦きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。

巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!

自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。

一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく・・・。


空の中」に続き有川作品を読むのは2作目。

前作は「空の中」の未確認飛行物体でしたが、今回は海の底から陸に上がってきた巨大ザリガニ?が登場!

物語の舞台となるのは、横須賀、海自の潜水艦内。

横須賀を突如襲った巨大甲殻類。

急な事態に人々は成す術もなく襲われ、食われていく。

必死に逃げた海自の青年2人と子どもたちは潜水艦に立てこもりいつ終わるともしれない極限状況の中に身を置いていく・・・。

不気味な甲殻生物の襲撃、

パニックに陥る大人、

潜水艦に逃げ込んだ13人の子供達、

密室の中で繰り広げられる人間模様に外で蠢く甲殻生物、

序盤から息もつかせぬ圧倒的な展開で一気に読了!!

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今日は休み・・・

2010年06月06日 | ○○な話
今日は休み。

こんな写真でも。

コメント (2)
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伊坂幸太郎/チルドレン

2010年06月05日 | 小説

伊坂幸太郎 著 チルドレンを読みました。




俺たちは奇跡を起こすんだ

独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むがなぜか憎めない男、陣内

彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。

何気ない日常に起こった5つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ・・・


陣内と言う破天荒な男の学生時代と、家庭裁判所の調査官として勤務するおよそ10年後のエピソードを配した5編で構成される連作短編集。

陣内の大学の同級生鴨居、陣内と銀行強盗の際に知り合った盲目の青年永瀬、永瀬の恋人優子、陣内の職場の後輩武藤の5名が主要登場人物。

登場人物の一人一人が 個性的で、ストーリーもユーモアに あふれている。
 
最後まで読んで、くすっと笑いが出るような、楽しい一冊です。
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恵比寿 らーめん 香月

2010年06月04日 | ラーメン
Hさんの「渋谷らー麺ロード」。

今回は久々に仕事で行った恵比寿のラーメン店です。

恵比寿と言えば昔も今もラーメン激戦区と言われてます。

その中でも老舗中の老舗、1976年開業と云う「らーめん 香月」。

場所はJR恵比寿駅西口からは徒歩約3分。



カウンターのみの細長い店内で、メニューは
醤油味噌つけ麺などいろいろありますが、この店の基本は醤油!



トッピングも色々あります。



Hさんはやはり
醤油らーめんの味玉入り(大盛)を選択。

待つ事5分で出てきたのがこちら!



どんぶり
がでかっ!

でかいどんぶりに、多量の
スープ!

麺、チャーシュー、メンマなどがスープ
に沈んでいます。

さらにその
スープの上は大量の背脂が浮いていて、濃厚そうな感じ・・・。

しかし、飲んでみると意外とさっぱりした豚骨スープでした。

麺は細麺



つやつやした、口当たりの良いで美味しいです。

チャーチューは薄くてちょっと大きめのものが2枚。




やわらかくてこれも非常においしい。

さすが老舗の「普通に美味しいラーメン!でした。
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東野 圭吾 /むかし僕が死んだ家

2010年06月03日 | 小説

東野 圭吾 著 むかし僕が死んだ家を読みました。



あたしには幼い頃の思い出が全然ないの」。

7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、は彼女と「幻の家」を訪れた。

それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。

そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは…。


登場人物は2人。

場所は古びた謎めいた一軒の洋館。

その家で物語はホラー映画のごとく、進行する。

この家で何があったのか?

そして、『僕』とは誰か?

一体なぜ、彼は『死んだ』のか・・・。


物語序盤から巧みに張られた伏線により少しずつ真実が明らかになっていく。

そしてラストに待っているのは、余りに痛ましくやりきれない真相・・・。

よくできた話だ!と思わせる作品です。

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彩の国 ケーキーショー

2010年06月02日 | グルメ
さいたま市の大宮ソニックシティで開催された「彩の国ケーキショー」へ行って来ました。



彩の国ケーキショー」は二年に一度開かれる“甘党の祭典”です。



こう見えてもHさん(見えてないけど・・・)、お酒も好きですが、甘い物も大好きです。

休日には必ず近所のケーキ屋さんでショートケーキを買ってきて、3時のオヤツに食べてます。



さいたま県洋菓子協会に加盟するパティシエら約二百人が、丹精込めたケーキやアメ細工などが出品されました。

入場無料、試食もできるコーナーもあったりして、会場は大勢の家族連れで賑わっていました。



ケーキショーでは、今秋開催される「ジャパン・ケーキショー・東京」の予選も兼ねた洋菓子コンテストが開催され、焼き菓子や大型工芸菓子など8部門に出品された約250点の作品が展示されました。







どれもお菓子とは思えない見事な作品ばかり!









埼玉は全国有数のスイーツ消費量を誇り、パティシエの技術も全国でトップレベルだとか。









こちらはラッピングの腕を競うコーナーです。







日本人の手の器用さをあらためて認識しました。

会場では子供達によるウェディングケーキ作りも催されていました。



こちらは大人気の色々なチョコレートの試食コーナー!



そして、Hさんの大好きなソフトクリームも!!



目で楽しんで、口でも楽しめるなかなかお得なイベントでした。

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増田 俊也 /シャトゥーン ヒグマの森

2010年06月01日 | 小説

増田 俊也  著 「シャトゥーン  ヒグマの森を読みました。



マイナス40度も珍しくない極寒の北海道天塩研究林

そんな土地に立つ小屋に集まった、学者や仲間たち。

そこへ雪の中を徘徊する体重350キロ、飢えて凶暴化した手負いの巨大ヒグマ、“シャトゥーンギンコが襲いかかる!

次第に破壊される小屋。

電話も通じない孤立無援の状況下から抜け出すことは出来るのか!?


北海道・天塩は実はHさんの故郷の近く。

天塩研究林は日本最北の森林帯に属し、国内研究林としても最大級の面積を誇っています。


そんな大自然一杯の地で育ったHさんは、小さい頃に「三毛別羆(ヒグマ)事件」と云うのを聞いた事があります。

それは北海道留萌苫前村三毛別六線沢で発生した日本史上最大最悪の熊害(ゆうがい)事件

大正4年12月、冬眠の時期を逸した一頭の羆が民家を襲い、僅か2日の間に男女7名が死亡、3名の重傷者を出すという凄惨な事件です。

その事件は後に
吉村昭の小説「羆嵐」として出版されました。

その事件を彷彿されるような小説です。

実話ではありませんが 、ヒグマの習性厳冬の北海道の自然環境もよく調べてられていて充分にその恐ろしさが伝わってきます。

特に熊の執念深さ”が際立って描かれています。

ストーリー展開に常に「スリル」があり、読めば読むほどに次の展開が気になってしまう構成です。

さらに、もう一つ。

野生動物に関わる人間の生き方もテーマとして盛り込まれています。

かなりショッキングな描写もありますが、確実に「面白い!と思わせる一冊です。

第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作。

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