「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。
語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく・・・。
娘を殺された女教師が犯人の生徒に復讐をする話。
全六章の構成で章ごとに違う人物が事件について告白していきます。
登場人物の語りで次々と驚きのサスペンスが展開されていく・・・。
被害者と加害者、そしてそれぞれの親子愛
話の構成が絶妙で、途中でまったく飽きることなく一気に読めます。
そして、ラストは・・・。
そうきたか!!