冤罪死刑」を読みました。
三年前に発生し、犯人逮捕で終結したはずの少女誘拐殺人事件。
だが、その裏側にはあまりにも多くの嘘や裏切り、腐敗や汚職があふれていた。
死期を迎えた刑事の告白、目撃証言に挟み込まれた意図、被害者の母の衝撃的告発、そして埋葬された記念品…。
事件を洗い直すべく動き出した通信社記者と女性弁護士は、次々と意外な事実に突き当たる。
ともに東京拘置所に収監されている死刑確定者と、勾留中の刑事被告人の間には、いかなる接点があったのか。
少女誘拐殺人事件を巡り、通信社の記者と女性弁護士が事件の真相に迫る冤罪ミステリーです。
死刑囚に刑が執行されるまでの描写が詳細に描かれています。
ミステリーとしては、ここまで詳細に描く必要があったのかどうかは別ですが・・・。
警察の暗部、脅迫、報道協定、小児性愛、特ダネ、冤罪、ect・・・
話の展開が展開が次々と切り替わり、最後に大どんでん返しが・・・
伏線が読めたのがちょっと残念でした。
この小説の満足度:☆☆☆
「凶悪」
公開:2013年
出演:山田孝之, ピエール瀧, リリー・フランキー, 池脇千鶴, 白川和子
ある日、雑誌『明朝24』の編集部に一通の手紙が届いた。
それは獄中の死刑囚から届いた、まだ白日のもとにさらされていない殺人事件についての告発だった。
彼は判決を受けた事件とはまた別に3件の殺人事件に関与しており、その事件の首謀者は“先生"と呼ばれる人物であること、“先生"はまだ捕まっていないことを訴える死刑囚。
闇に隠れている凶悪事件の告発に慄いた『明朝24』の記者・藤井は、彼の証言の裏付けを取るうちに事件にのめり込んでいく……。
実在した事件を追ったノンフィクション本の映画化です。
ピエール瀧演じる死刑囚で元暴力団の須藤の迫力が凄い!
徹底されたバイオレンスの連続で韓国映画並み?の残虐さです!
それ故に、リリー・フランキー演じる不動産ブローカーの木村(先生)の冷たい怖さが際立ちます!
優しい顔をしながら、その裏で行う悪行の数々・・・。
観ていて、本当に胸糞悪くなります!!
二人の悪行を立証しようと調査をする熱血記者を山田孝之が見事に演じています。
三人の役者の演技が光りました。
そして、ラストのシーンも・・・。
この映画の満足度:☆☆☆☆
大沢在昌 著 「ブラックチェンバー」を読みました。
警視庁の河合はロシアマフィアを内偵中に拉致されるが、殺される寸前“ブラックチェンバー”と名乗る組織に救われた。
この組織は国際的な犯罪組織に打撃を与える一方で、奪ったブラックマネーを資金源にしているという。
スカウトされた河合はブラックチェンバーに加わることを決意。
その河合たちの前に人類を崩壊に導くおそるべき犯罪計画が姿を現す―。
大沢作品を読むのは久々です。
本作は多国籍化する犯罪組織に対抗するため、超法規的な組織が立ち向かうと云うもの。
しかも、その資金源は犯罪組織から奪取したブラックマネー!
かなりの長編ですが、なにやら壮大なスケールの話になりそうですね~!
早速、読み進めると・・・
期待した以上の広がりもなく・・・
終了!・・・
ん~、「新宿鮫」シリーズが懐かしい!!
この小説の満足度:☆☆
「コン・ティキ」
製作:2012年 イギリス/ノルウェー/デンマーク/ドイツ
出演:ポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン, アンドレス・バースモ・クリスティアンセン, トビアス・ザンテルマン,
南太平洋のポリネシア諸島は、大陸から遠く位置するにもかかわらず、古くから住人がいる。
彼らの起源について南米のインカ文明とポリネシア文明との相似点が多いことから、ポリネシア人の祖先は、南米から海を渡って渡来した古代南米人なのではないか-。
1947年、若き学者トール・ヘイエルダールは、この仮説を証明するため、ある無謀な挑戦を行う。
それは、古代でも入手が容易な材料のみでいかだを作り、現代的な装備は無線機のみで、ペルーからポリネシアへ向かう航海に挑戦すること。
その距離は8000km。同じ志を持つ仲間が集まり、信念を貫く男たちの命がけの冒険が始まる-。
南米からポリネシアへと続く「海の道」があることを証明しようと、1500年前と同じ材料でいかだの船を作り、広大な海原へと乗り出していったノルウェーの人類学者、トール・ヘイエルダールの実話の映画化です。
他の学者たちから笑いものにされながらも、自説を証明しようとしたトール・ヘイエルダール。
しかも、賛同者のいないこの計画に参加したのは、冷蔵庫のセールスマンや無線技師など、海の素人ばかり。
ましてや、当のヘイエルダールは水恐怖症で泳ぐことができない。
唯一、ヘイエルダールの幼馴染みのエリック・ヘッセルベルグだけが航海経験者だった・・・。
彼らの前途には、荒れ狂う嵐や絶え間ないサメの襲撃、仲間に対する不信感や絶望感との戦いなど、想像を絶する過酷なサバイバルが待ち受けていた・・・。
第二次大戦後まもない時期にこのような話があったとは驚きです!
サメの襲撃、ジンベイザメ、夜に幻想的な光を放つ生物など海の壮大さが伝わってくる映像もクリアで迫力がありました。
見所満載の海洋冒険映画でした!!
この映画の満足度:☆☆☆☆
同僚のF田さんがGWに奥様の実家がある青森に帰省するとの事で”お土産は何がいいですか?”と聞かれました。
青森? 青森と云えば・・・ ”やっぱり、大間のマグロでしょう!!”と答えたHさんです。
そして、GWが明けて出勤してきたF田さん・・・
”大間のマグロは残念ながら釣れなかったので、お土産屋さんで売ってるのを買ってきたよ!”と持ってきたのがこちらです!!
「大間まぐろパイ」(わさび風味)・・・。
裏面の原材料を見ると確かにマグロが使われているようです。
見た目は至って普通のパイのようですが・・・・
食べてみると・・・
何と! これは大トロ!!・・・の味はしませんでした。
至って普通のパイで美味しくいただきました。
そんなF田さんから”Hさんは、北海道出身だからこっちの方がいいんじゃないですか?”と、もう一つのお土産が・・・
まんず好きだす♡ 「青森の恋人」・・・
中はご覧の通り・・・
これは北海道銘菓「白い恋人」と同じでは・・・
以前、大阪のお土産で「面白い恋人」と云うお菓子がマスコミで話題となりましたが、青森にもあったのですね~。
ほんのりとリンゴの香りがして、こちらも美味しくいただきました!!
白石一文 著 「ほかならぬ人へ」を読みました。
二十七歳の宇津木明生は、財閥の家系に生まれた大学教授を父に持ち、学究の道に進んだ二人の兄を持つ、人も羨むエリート家系出身である。
しかし、彼は胸のうちで、いつもこうつぶやいていた。
「俺はきっと生まれそこなったんだ」。
サッカー好きの明生は周囲の反対を押し切ってスポーツ用品メーカーに就職し、また二年前に接待のため出かけた池袋のキャバクラで美人のなずなと出会い、これまた周囲の反対を押し切って彼女と結婚した。
しかし、なずなは突然明生に対して、「過去につき合っていた真一のことが気になって夜も眠れなくなった」と打ち明ける・・・。
男性主人公の「ほかならぬ人へ」と、女性主人公の「かけがえのない人へ」の2篇で構成されている恋愛小説です。
自分にとってベストの相手とは・・・
そんな相手に巡り合うまでに苦しむ・・・
ようやく巡り合えたと思ったら・・・
ん~、男と女は複雑ですね~!!
今時の恋愛事情と云う感じでした。
第142回(平成21年度下半期) 直木賞受賞作。
この小説の満足度:☆☆
「プリズナーズ」
現在公開中
出演:ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール、ビオラ・デイビス、マリア・ベロ、テレンス・ハワード
家族で幸せなひと時を過ごすはずの感謝祭の日、平穏な田舎町でひとりの少女が失踪する。
手がかりは少なく、警察の捜査も進展しないなか、少女の父親は証拠不十分で釈放された第一容疑者の証言から、彼が誘拐犯だと確信。
自らの手で娘を助け出すため、一線を超える決意をする。
上映時間が2時間半。
観る前は長いなと思っていたのですが、観始めるとすぐに物語に引き込まれ終わりまであっと云う間でした。
父親役のヒュー・ジャックマンと刑事役のジェイク・ギレンホールの名演。
何より第一容疑者の不気味な演技がスゴイ!
全編ガチガチのサスペンスで、ハラハラドキドキの2時間半。
先の読めない緊迫の事件は極上のサスペンス映画になっています。
サスペンス好きなら必見です!!
この映画の満足度:☆☆☆☆
埼玉県の鶴ヶ島ゴルフ倶楽部へ行って来ました。
このコースでプレーするのは2回目です。
南コース、西コース、東コースの3コース27ホールがあります。
朝から皆さんパットの練習の余念がありませんね~!
前回の野田PGでは何と90と云う今季最高スコアーが出たHさん。
このコースで95くらいで廻れれば、大分実力がついてきたと云う事になりますが・・・。
さて、東コースからスタートです。
1番ホールは390ヤードPAR4。
かなりの打ち降ろしです! しかも途中で林が食い込んでいて落とし所が狭いな~! いきなりプレッシャーがかかるコースです。
そんな1番ホールはダボ発進・・・。
2番ホール179ヤードPAR3では3オンの4パットで7打も叩いた・・・。
ダメだこりゃ~! このコースグリーンの上に着けると早くて難しいな~!
その後なんとかボギーで堪えて調子をあげてきましたが、パーは取れません・・・。
8番、9番とダボを叩いて万事休す・・・。
東コースは52でホールアウトです。
さて、さて、昼食は・・・。 ラーメン&マーボ丼です。
こればなかなか旨~い!! 炭水化物を取って後半頑張るぞ~!!
後半は西コースをラウンドします。
こちらは東コースとは逆のものすごい打ち上げだ~!!
1番ホールはトリプル発進・・・。 ん~、前途多難だな~・・・。
続く、2番ホールは436ヤードPAR5。
最近ロングホールでパーが取れる様になったHさん、ここは頑張りたい処ですが・・・。
なんと2打目OB・・・、寄らず入らず・・・、結局10打のダブルスコアーです・・・。
全然ダメじゃん!
その後もショットがブレブレで、出入りの激しいゴルフが続きます。
8番ホール316ヤードPAR4でようやく本日の初パーが来ましたが、時既に遅し・・・。
9番ホール155ヤードPAR3はボギーでホールアウト。
西コースでは56・・・。 ダボペース以上じゃん・・・。
トータル108はHさんの煩悩の数と一緒!?
ん~、また一から出直しじゃ~!!
埼玉県越生市の「五大尊つつじ公園」へ行ってきました。
五大尊境内のつつじは樹齢300年以上の古木が多数残されていて、隣接するつつじ公園には10数種類、約10,000株のつつじが植栽されています。
その面積は約3ヘクタールで群馬県館林のつつじ園に優るとも劣らない関東一のつつじ園です。
黒岩五大尊にお参りしてきました。
五大明王像は、不動明王像と中心に、右に軍茶利明王像、大威徳明王像、左に金剛夜叉明王像、降三世明王像を配しています。
その御利益はご覧の通りです。
境内には山車も設置されて、祭囃子が演奏されていました。
祭りと云えば、露店ですね~! 早くもかき氷屋さんが出ていました!
境内入口脇にある藤棚も満開です。
この日は陽気も良く、大きな熊ん蜂が蜜を集めに花から花へと忙しげに飛び回っていました。
その藤の花の下で今年初めてのかき氷をいただきます!!
帰りに五大尊つつじ公園の近くにあるお豆腐屋さんへ立ち寄りました。
こちらのお店の厳選した国産大豆と伊豆大島から取り寄せた「にがり」を使用した”こだわり豆腐”は絶品と評判です。
また豆腐を利用したプリンや杏仁豆腐などの「豆腐スイーツ」も製造販売しています。
特に「お豆腐レアチーズケーキ」は年間6000個も売り上げる大人気商品となっています。
この日は出来たての「とうふシュー」も販売されていました。
昨日は新日本プロレス「レスリングどんたく 2014」を観戦!
場所は福岡国際センター・・・。
福岡まで行ける訳もなく、ニコニコ動画で生中継を観戦です!!
16:30試合開始の第0試合からメインイベントのIWGPヘビー級選手権試合で、全10試合!!
その中に5大タイトルマッチが組まれています!!
今回はどんなドラマが待っているのでしょうか!!
スタン・ハンセンが特別立会人を務めるNWA世界ヘビー級選手権試合では、王者の小島聡に対し、元王者のジャック・ブリスコの甥にあたるウェス・ブリスコが挑戦。
結果はご覧の通り! スタン・ハンセン直伝の剛腕ラリアットが炸裂しました!!
こちらはタイトル戦ではありませんが、中堅vsベテランの戦い。
野人・中西頑張ったんですけどね~!
IWGPジュニアヘビー級王者の飯伏幸太には、田口隆祐が挑戦。
田口の”どどん”が不発で飯伏が勝利!
NEVER無差別級選手権試合では、石井智宏に本間朋晃が初挑戦!
本間、あと一歩でベルトに手が届いたのに・・・。
こちらは豪華メンバーによるイルミネーションマッチ!
これだけのメンバーでイルミネーションマッチが出来ると云うのは新日本プロレスの選手層の厚さを物語っていますね~!
そして、Hさんが一番楽しみにしていた試合がこちら!!
プロレスvs.柔術の異種格闘技戦。
中邑真輔が桜庭和志と初タッグを結成し、ホーレス・グレイシー、ダニエル・グレイシーのグレイシー一族と対戦しました!!
結果は・・・・、桜庭が・・・。 ん~、ちょっと消化不良・・・。
メインイベントのIWGPヘビー級選手権試合では、王者オカダ・カズチカにAJスタイルズが挑戦。
AJスタイルズはTNAの世界ヘビー級王者などに輝いた実力者。
確かに随所に能力の高さを見せましたが・・・。 最後が、ね~・・・!!
しかし、16:30から観始めて観終わったのが21:30!
あっと云う間の5時間でした!
いや~、プロレスは最高です!!