きままなドライブと写真、そして映画

晴れの日はドライブ・写真、雨の日は映画、曇りの日は・・・迷う

今津の彼岸花

2015-10-08 21:59:01 | Weblog
彼岸花ももう終りかなあと思いながら、滋賀県高島市今津にある彼岸花の群生地に行ってみた。
やっぱり、大半の彼岸花は萎れかけていて、とことどころ少しだけ綺麗な花が残っている状態だった。
ところで、彼岸花はお墓によく咲いているというので、ユウレイバナなどと言われ、昔はどちらかというと忌み嫌われている花だった。
田んぼの畔にもたくさん咲いている。
つい最近、テレビを見ていて、それがモグラ対策であることを初めて知った。
彼岸花の球根には毒性があるため、モグラを寄せ付けないということだ。
昔のお墓は土葬であり、畔は稲を育てるのに重要な役割を果たしている。
ナルホド、どちらもモグラに荒らされては困るという点で一致している。



















普通、人が写真を撮っていたら、そのカメラの前に立たないというのは当然の常識である。
カメラの斜め前に立つのだって、「ここ大丈夫ですか?」と写真を撮っている人に声をかけるのがマナーである。
ところが、コイツは何の一言もなく、突然カメラの真正面にやってきて、三脚を立てて写真を撮り始めた。
ほとんど萎れかけた花のなかでやっと綺麗な花を見つけ、撮っている最中に、である!!!
数枚撮ったら移動するかと思ってしばらく待ったが、待てど暮らせどまったく動く気配がない。
常識のない人間に文句を言ってもますます不愉快な結果になるので、あきらめることにした。


数年前に、この場所に彼岸花を撮りにきたカメラマンが、彼岸花を切って自分の撮りたい場所に置き、撮影後そのまま放置して帰っているとの記事が新聞に出ていた。
自然に生えているものを、自分の個人的な撮影だけのために切り取るなんで許しがたいことだが、そんなことを平気でする人間が相変わらずいることは嘆かわしい。
最近、写真を撮りにいって、不愉快な気分になることが増えたように思う。
コメント (2)
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