クマバチ(熊蜂)は、ミツバチ科クマバチ属に属する昆虫の総称で、クマンバチとも呼ばれる。
かのリムスキー・コルサコフ作曲による名曲の邦題は「くまんばちの飛行」である。
九州から北海道にかけて広く分布するのはキムネクマバチと言われている。「キムネ」は「黄胸」なのだろうか。
体の大きさとつりあわない小さな翅しか持たないことから、航空力学上飛ぶのは不可能なのに何故か飛んでいると言われ、「飛べると信じているから飛んでいる」「諦めなければ何事もできる」「不可能を可能にする」といったことのシンボルとされてきた。
何故飛べているかについては、今は、空気に粘度、つまりネバネバしたところがあって、それを利用して飛んでいることが学問的には証明されているそうである。