蛍撮影は、いったん構図を決めると、あとはその構図のなかにどれだけ蛍が飛んできてくれるか、という蛍まかせの撮影になる。
今回は構図の真ん中のところへ全然飛んできてくれなかった。
そもそも、こちらに飛んでくる蛍の数が少ない。
中ノ島公園では広範囲にわたってたくさんの蛍が飛ぶが、那珂川対岸の木々に飛ぶ蛍が一番多い。
しかし、対岸の蛍では距離が離れているので、支流の細い流れの、この写真の場所で撮影することにしている。
問題は、見に来た人達のマナーで、何故かライトを照らす人達がたくさんいる。
暗いからこそ蛍の明かりが際立つのであって、ライトで照らしてもよく見えるわけではない。
こちらにやってくる蛍が減っているのは、蛍が嫌う光を当てるせいだと思う。
ライトを照らす人に注意しても、また別の人がやってきてライトを照らすので、きりがない。
撮影中に何度も構図の場所に向けてライトを照らされ、いらいら感を募らせながらの撮影だった。
去年がイマイチだったのでリベンジで来てみたが、今年もイマイチだった。
去年はこれ。