クロツラヘラサギは東アジアのみに生息する世界的な絶滅危惧種で、日本では九州・沖縄に約300羽が越冬で飛来する。
そんな鳥が、僕のウォーキング・コースの一つである野多目池にやってくるとはまったく知らなかった。
野多目池を歩いていて出会ったカメラマンの方に教えてもらった。
その人は現在来ているのが8羽と言っていたので、300羽のうち8羽がここにいることになる。
肉眼ではどれも白い鳥に見えてわからないが、望遠で見ると、この池にいつもいるダイサギ、コサギと一緒にクロツラヘラサギ、ヘラサギがいた。
左がクロツラヘラサギ、右がヘラサギ。
目の部分と嘴の先端が違う。
共に行動していることが多いらしい。
クロツラヘラサギの群れ
野多目池には、まだ見たことがない猛禽類のミサゴが魚を獲りにやってくるという。
ミサゴが来た時にうまく撮れるよう、とにかく飛んでいる鳥がいたら連写して練習する。
が、結局ミサゴは来なかった。