前回記事に2004年、2005年の尾瀬の写真を掲載したが、2004年から2006年は栃木県宇都宮市に単身赴任していて、週末になると山に登っていた。
栃木県は那須連峰、奥日光、日光白根山など山が近く、西で隣接する群馬県には尾瀬、北で隣接する福島県には裏磐梯がある。
那須連峰や日光白根山は登山になるが、奥日光は大自然の風景を満喫しながらのんびり気軽に山歩きが楽しめる。
当時、仕事の面では、大きなプロジェクトを立ち上げ、軌道に乗せるという、気合を入れた日々を過ごしていたので、休日の心身のリフレッシュの場として最高の場所だった。
四季折々の風景の変化が素晴らしいが、やっぱり最も美しいのは秋だ。
ただ、秋になると、奥日光に至る「いろは坂」は終日大渋滞し、夜明け前で既に首都圏から大勢の人達がやってきていた。
ちなみに、「いろは坂」は当時の愛車フェアレディZのマニュアル運転が楽しめる道だった。
奥日光は、大きくは、小田代原・戦場ヶ原地区、竜頭の滝周辺地区、湯ノ湖周辺地区の三つに分けられる。
小田代原・戦場ヶ原地区
赤沼駐車場から中禅寺湖千手ヶ浜、西ノ湖、小田代原、戦場ヶ原を巡るいくつかのコースがある。
小田代原の湿原に立つ一本の白樺の木は「貴婦人」と呼ばれて親しまれている。
竜頭の滝
湯ノ湖 湯滝
湯ノ湖は一周約一時間のハイキングコースとなっており、湯ノ湖から湯滝が流れ落ちている。
半月山(標高1.753m)
駐車場から約30分で山頂に着く。展望台からは、中禅寺湖と男体山を望む雄大な景色が楽しめる。
男体山(標高2,486m)は頂上まで3時間以上ずっと視界が開けず急峻な登りが延々と続くと地元の人から聞いて、ただただ鍛錬だけの登山になりそうなので登るのをやめた。
日光白根山(標高2,578m)
日本百名山で関東以北の最高峰。
ロープウェイで一気に2,000mまで上がり、山頂駅から往復4時間半の登山になる。
森林限界からガレ場になるなど景色の変化が楽しめる。