星空撮影機材と同様、ずっと防湿庫の肥やしとなっているのが魚眼レンズ EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM。
購入当初こそよく持ち出していたが、その強い個性が使いこなせず、これはと思う写真がなかなか撮れないので、だんだん持ち出さなくなっていた。
もうかなり長い間使用したことがないので、これも売却しようとネットで買取見積もりをしてみると、意外に高い値段だったので驚いた。
魚眼レンズのような特殊なレンズにはニーズがなく、安いと思っていたからだ。
でも、特殊なレンズだからこそ中古市場への出物が少なく、それでいい値段がついているのかもしれない。
中古売値を調べると、状態がいいものであれば新品価格の70%を超える、信じられないような値段がついていた。
・・・と、調べているうちに、手放すのがもったいないようにも思えてきた。
とりあえず、少なくとも5年以上は使っていない魚眼レンズを持ち出して、ウォーキングがてら那珂川に行ってみた。
魚眼レンズは中心から外側に大きく歪曲していくのが特徴で、対角魚眼(縦横比変わらず)と円周魚眼(円形)の二通りの撮影方法がある。
このレンズを使いこなすのはやっぱり難しいと感じながらも、ありきたりではない絵が撮れるのがこのレンズの面白みとも思った。
やっと見ごろになった桜だが、天気予報を見るとずっと天気がよくない。
今年はあまり桜が撮れないまま終わってしまうかもしれない。