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ドローンな日々 機種選定やら機体登録やら

2022-07-31 21:04:23 | Weblog

福岡に来てまったく出番がなくなった500mm望遠レンズを売って、5月2日、ドローンを買った。
どの機種にするかは、6月20日から航空法が大幅に改正されるのを踏まえ、またコストパフォーマンスを考えて、DJI のMavic Air 2 Fly More コンボというのを買った。
ドローンの世界では、中国のメーカーである DJI という会社が圧倒的シェアを持っており、その商品の高性能ぶりは、「安かろう、悪かろう」の中国製品イメージを塗り替えている。
機種の名前は Mavic Air 2 。Fly More コンボはセットの名前で、予備プロペラ、予備バッテリー、NDフィルター、携行バッグなどがセットになっている。
Air 2Sという後継機が出ており、当然後継機は性能アップしているが、Air 2 でも十分高性能であり、旧機体ということで格安価格で入手できた。
カメラは 4K Ultra HD/60fps の高解像度の動画が撮影でき、本体と送信機間の最大伝送距離は6kmもある。
一年間の無償賠償保険(対人1億円、対物5千万円)が付いており、DJI Care Refresh という独自の機体保険もある。



今まで航空法の対象は重量200g以上の機体だったが、6月の改正で100g以上が対象となり、199gでどこでも飛ばせると大人気だった DJI のMavic Mini やMini2は航空法対象となった。
Air 2 は570gと大きいので、その分風にも強く、バッテリー1本の飛行時間もMini やMini2の18分に対して34分と長い。

また、航空法対象の機体には国土交通省に機体登録することが義務付けられ、登録すると機体番号が付与されるが、飛行中に機体番号を無線で発信するリモートIDを備えることも義務付けられた。
ただ、改正前に機体登録を行った場合はリモートIDが免除されるというので、事前登録をした。
YouTubeに登録方法の動画がいくつも出ていて、ほんとに便利な世の中になったもんだと思う。
手数料が一番安いマイナンバーカードを使うやり方で割合スムーズに登録できた。

機体番号を表示したシールを機体に貼り付けなければならないが、そのシールの作り方もYouTubeに紹介されていた。
コンビニのシール印刷を利用し、わずか200円でシールが作成できた。



法改正施行後、DJI の対応により、ファームウェアをアップデートし、国土交通省とデータ連携することにより、リモートID内蔵の機体となった。
中国企業ながらDJIのこの迅速な対応には感心した。

ドローンを飛ばすには、航空法等で、8項目の禁止空域、10項目の遵守すべき飛行方法が定められている(当然、全て暗記している)。
ちなみに、下記の地図で、禁止空域の「人口集中地区」は赤く塗られた部分で、福岡市はほぼ全域。
さらにそれを覆うような広い範囲の緑色の部分が「空港等の周辺空域」で、ドローンの飛行が禁止されている。


ドローンを飛ばすには、禁止空域でない場所で、ドローンを自由に飛ばせるだけの広い空間があり、かつ誰も来ないところを見つけなければいけない。

ドローンを買う前に見当をつけてた場所で初飛行をやったが、なにせ車で2時間近くかかり、遠すぎた。
ガソリン価格高騰の今、ガソリン代もばかにならない。ハイオクだし。
で、割合近くで飛ばせるところを探し、ついに発見した。
広い空間があって、誰も来ない場所は、そうあるものではない。
Googl地図のおかげだ。
ただ、この時期、30度を超える炎天下で1時間半も飛行練習するのは熱中症リスクもある。
風が強い日は飛ばせない。
カメラとレンズがあればすぐ撮影できる写真と違っていろいろな制約があるが、飛ばしている時は夢中になれる。

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