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本巣郡 船木庄 (2)船木三郎頼胤 続報

2021-01-15 | 土岐氏

この船木頼胤は「土岐頼員」の息とある。





この頼員が「よりはる」と読み「頼春」ならば、正中の変(1324年)の原因ともなる「妻にポロっと言ってしまった」人物である。

この人物の息であるならば、頼夏と同じく、近江国船木庄(本領)に逃げ込んできた中にいたのではないだろうか?

そう、近江国が本領となっていたのである。

「土岐頼重の息に頼夏の腹違いの弟頼尚がいて、母親は高階氏という。」
この二人と共に居たのではないだろうか?

と成ると、1338年暦応元年に歿してしまっている「頼胤」も共に二年後に美濃国船木庄に戻っていることになる。ならば、美江寺過去帳にその名があっても納得である。

ただ、海上の船木氏と関係があるかどうかは、これからの課題としておこうと思う。
こちらは、片岡氏が地頭であったが源頼朝に没収されて、その後に入った海上氏であろうと思う。


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