九里 【九里】を探して三千里

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藤原秀郷流と藤原利仁流の接点は、後藤基清だけではなかった。 藤原千常の息  

2020-12-17 | 佐伯・波多野氏

私が持っている系図と違っているのだが、
藤原秀郷流の千常の息 文脩(ふじわら の ふみなが)の妻に藤原利仁の娘となっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E6%96%87%E8%84%A9

一方、私の持っている系図は千常の妻が利仁の娘である。そして文脩が生まれている。
千常の息に文脩・文行・兼光の三人いることになっている。兼光の註には「母利仁女 兄文脩為子」とある。

文行の息には公光がおり、「佐藤公清、藤原経範(右馬助、波多野氏初祖)」の父である。
この佐藤氏の系から後藤氏に養子に入ったのが「後藤基清」である。



基清は、中原政経、小野義成と共に正治元年(1199年)の三左衛門事件で源通親への襲撃を企てたとして捕縛される。

岩手史学硏究, 第 74~79 号「基康の六代前の先祖基綱の弟基連は先に鎌倉幕府問注所執事三善康信の猶子となって式目評定衆となり、康信の子太田康連と義兄弟となっている。」とある。





確かに基連は実在の人物なのだが、残念ながら式目評定衆には見えてこない。
布施基連という人物がいるのだが、時代が室町時代となり、上記の基連とは別人と思う。



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