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花の詩山の詩

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筑波実験植物園のユキワリイチゲと特別公開の青い菊

2019年03月09日 22時11分57秒 | スポーツ・トレッキング
国立科学博物館筑波実験植物園にユキワリイチゲの撮影に行った。
ご存知のようにユキワリイチゲは関東には自生しない。
分布は本州西部(滋賀・福井以西と言われている)、四国、九州である。

以前は、東京練馬の牧野植物園まで出かけて行った事もある
つくばで見られるようになったので、楽ちんである。

植物園に着いたら、丁度、特別公開された「青い菊」の展示と説明があり
運よく「青い菊」を見ることができた。


ユキワリイチゲ(雪割一華)、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
花弁状の萼片が10~20個あり、花弁はない、雄蕊、雌蕊は多数ある

根生葉は前年の秋に出てきて冬を越すので、淡褐色を帯びるが、本来は
葉の表面は濃緑色で白い斑が入る。裏面は紫色を帯びる

茎葉は3枚が輪生する。
茎は10~30センチの長さで、茎葉の上に淡紫色の花を1個つける
と言われているが、色の濃淡があるようで、白に近いものや
ピンクに近いものもあるらしい。











ユキワリイチゲで最も色の濃い花だったが、少し傷んでいたのが惜しい。

特別公開の青い菊


テーブルの上に飾られた青い菊


花の部分をアップ


青みを持たせる技術の説明パネル


キク科には多数の属があり、別属間では同じキク科でも交配できないという


このようなパネルが何枚も展示されて、時系列で青い菊ができるまでの
長い実験の経過が説明されていた。

興味のある方は、筑波実験植物園のこちらをご覧くださ

植物園の園内をガイドする方の中に、知り合いの方が今日は2名もいたので
多少雑談をした。
その方に、コセリバオウレンが植物園にありますかと聞いたら、残念ながら
ないよという事だった。
そんな話をしていたので、せっかく咲いているという「オニシバリ」の花を
見忘れてしまい、後で見ごろの植物一覧を見て、地団駄踏んだのである。
それには香りが良いから匂いを嗅いでみてと書いてあった。
まあ沈丁花の仲間だから匂いは良いだろうが、確か毒草だったと思う

追記、オニシバリは秋に芽吹いて翌年の夏に葉を落とすので、別名
夏坊主と言われる。
5~7月に楕円形の果実が赤く熟する
この果実が有毒なのだそうである。







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