@Bunkamuraシアターコクーン

作:河竹黙阿弥
演出・美術:串田和美
出演:中村勘三郎・中村橋之助・中村勘太郎・笹野高史・中村七之助
中村亀蔵・中村福助
上演時間:三幕3時間20分
コクーン歌舞伎も『桜姫』『東海道四谷怪談』に続いて3度目の今年は『三人吉三』
歌舞伎を観る方々ならなじみのある演目なのかもしれないけど
素人の私にとっては聞いたこと無し。
当日は開演にまにあうかどうかあやうい到着になるのでパンフレットを読む間も
ないしなーとあらかじめお話を予習しておいた。
『三人吉三』は江戸幕末、宝刀「庚申丸」と百両の金をめぐって、三人の吉三(きちさ)が
その数奇なめぐり合わせに翻弄されるお話。
三人は知らないその巡り会わせを客席は知っているというまるで推理ものの映画や
現代劇を観ているような世界。
今までの2作よりもストーリー性があって分かりやすくお話そのものを
すごく楽しめた。
和尚吉三に勘三郎さん、お坊吉三に中村橋之助さん、お嬢吉三に中村福助さん
お使いに行って預かった代金を夜鷹と一夜を過ごしたときになくしてしまう十三郎に
中村勘太郎くん
夜鷹に七之助くん。
この七之助くんの色っぽいこと。
勘太郎くんに顔を近づけるところなんて、遊女そのもの。
役者さんなんだからあたりまえだけど兄弟でって違和感ないんだろうか、
なんて素人は思ってしまう。
福助さんの演じるお嬢吉三も美しかった。
どうやってあんなふうな声色を出せるんだろう。
一幕目はわりと笑いもあってテンポのいい展開。
勘三郎さんは脱税をネタに笑いをとっていた。
二幕目は三人の吉三が自分の過去の悪行や身内の人の道を外れるような
出来事のおとしまえをつけたりとちょっと重い雰囲気。
そこでの三幕目がすごい。
追っ手から逃れる三人が櫓太古を鳴らして雪の降りしきる中再び出会う。
この雪がキレイなんだなぁ。
客席にまできらきらと振っていた。
雪のなかのお嬢吉三の着物の早変え。
追ってを追い払いながら櫓に登るお嬢吉三の真っ赤な着物と真っ白な雪。
実際はやぐらの階段を1段か2段登るだけの動きなんだけど
まるで大勢の追ってを追い払いながら何段も何段も登っているように見える動き。
しかも着物姿で。
歌舞伎の動きってすごい。
これを300年以上前からやっているんだもんなぁ。
追っ手を相手に立ち回る三人の吉三
この立ち回りがトリハダもの。
これでもかというくらい、舞台が真っ白になるほどの雪
思わず声をだしてしまうくらいの迫力。
舞台には三人しかいないのに周りには大勢の追っ手がいるように見えた。
最後、観念した三人はお互いを刺し違えながら果てる。
そしてその上にさらなる雪。
刹那というか無常というか、なんとも言えない凄みのあるこのシーンに
ながれる曲は椎名林檎の声。
今と伝統の融合とでも言うんでしょうか。
コクーン歌舞伎ならではの演出に参りました。
思わずスタオベしちゃった。
カーテンコールはにぎやかに、3回くらいあったのかな。
最後は客席たくさんの人がスタオベ。
すっごく気持ちのいい空気。
わたしの隣で1人で来ていた女性の方はどなたかのファンの方なのか
歌舞伎ファンの方なのか、舞台にむかって“ありがとう”と言いながら
席を立っていった。
その気持ちすっごくよく分かる。
伝統をただ伝えるのではなく守りながらも今の世にあったものへと
変えていくコクーン歌舞伎、やめられないです。
パンフレットの役者さんたちの写真がとてもかっこいい。
三幕3時間半にもおよぶ長丁場だったけど、立ち見の方もけっこういた。
やっぱり人気なんだなぁ。
わたしたちは土日は取れないかもと平日夜ねらいでチケット取ったんだけど
平日も立ち見がいるとは・・・
6時が仕事終わりのわたしにとって6時半Bunkamuraなんて
かなりむちゃなんだけど奇跡的に間に合ってよかったよ。
これからも年に一度のお楽しみにしようっと。
で、毎年言ってるけど目指せ歌舞伎座。
ロビーで売ってた和雑貨がかわいかった『くろちく』
忘れないように貼っておこっと
http://www.rakuten.ne.jp/gold/kyoto-kurochiku/

作:河竹黙阿弥
演出・美術:串田和美
出演:中村勘三郎・中村橋之助・中村勘太郎・笹野高史・中村七之助
中村亀蔵・中村福助
上演時間:三幕3時間20分
コクーン歌舞伎も『桜姫』『東海道四谷怪談』に続いて3度目の今年は『三人吉三』
歌舞伎を観る方々ならなじみのある演目なのかもしれないけど
素人の私にとっては聞いたこと無し。
当日は開演にまにあうかどうかあやうい到着になるのでパンフレットを読む間も
ないしなーとあらかじめお話を予習しておいた。
『三人吉三』は江戸幕末、宝刀「庚申丸」と百両の金をめぐって、三人の吉三(きちさ)が
その数奇なめぐり合わせに翻弄されるお話。
三人は知らないその巡り会わせを客席は知っているというまるで推理ものの映画や
現代劇を観ているような世界。
今までの2作よりもストーリー性があって分かりやすくお話そのものを
すごく楽しめた。
和尚吉三に勘三郎さん、お坊吉三に中村橋之助さん、お嬢吉三に中村福助さん
お使いに行って預かった代金を夜鷹と一夜を過ごしたときになくしてしまう十三郎に
中村勘太郎くん
夜鷹に七之助くん。
この七之助くんの色っぽいこと。
勘太郎くんに顔を近づけるところなんて、遊女そのもの。
役者さんなんだからあたりまえだけど兄弟でって違和感ないんだろうか、
なんて素人は思ってしまう。
福助さんの演じるお嬢吉三も美しかった。
どうやってあんなふうな声色を出せるんだろう。
一幕目はわりと笑いもあってテンポのいい展開。
勘三郎さんは脱税をネタに笑いをとっていた。
二幕目は三人の吉三が自分の過去の悪行や身内の人の道を外れるような
出来事のおとしまえをつけたりとちょっと重い雰囲気。
そこでの三幕目がすごい。
追っ手から逃れる三人が櫓太古を鳴らして雪の降りしきる中再び出会う。
この雪がキレイなんだなぁ。
客席にまできらきらと振っていた。
雪のなかのお嬢吉三の着物の早変え。
追ってを追い払いながら櫓に登るお嬢吉三の真っ赤な着物と真っ白な雪。
実際はやぐらの階段を1段か2段登るだけの動きなんだけど
まるで大勢の追ってを追い払いながら何段も何段も登っているように見える動き。
しかも着物姿で。
歌舞伎の動きってすごい。
これを300年以上前からやっているんだもんなぁ。
追っ手を相手に立ち回る三人の吉三
この立ち回りがトリハダもの。
これでもかというくらい、舞台が真っ白になるほどの雪
思わず声をだしてしまうくらいの迫力。
舞台には三人しかいないのに周りには大勢の追っ手がいるように見えた。
最後、観念した三人はお互いを刺し違えながら果てる。
そしてその上にさらなる雪。
刹那というか無常というか、なんとも言えない凄みのあるこのシーンに
ながれる曲は椎名林檎の声。
今と伝統の融合とでも言うんでしょうか。
コクーン歌舞伎ならではの演出に参りました。
思わずスタオベしちゃった。
カーテンコールはにぎやかに、3回くらいあったのかな。
最後は客席たくさんの人がスタオベ。
すっごく気持ちのいい空気。
わたしの隣で1人で来ていた女性の方はどなたかのファンの方なのか
歌舞伎ファンの方なのか、舞台にむかって“ありがとう”と言いながら
席を立っていった。
その気持ちすっごくよく分かる。
伝統をただ伝えるのではなく守りながらも今の世にあったものへと
変えていくコクーン歌舞伎、やめられないです。
パンフレットの役者さんたちの写真がとてもかっこいい。
三幕3時間半にもおよぶ長丁場だったけど、立ち見の方もけっこういた。
やっぱり人気なんだなぁ。
わたしたちは土日は取れないかもと平日夜ねらいでチケット取ったんだけど
平日も立ち見がいるとは・・・
6時が仕事終わりのわたしにとって6時半Bunkamuraなんて
かなりむちゃなんだけど奇跡的に間に合ってよかったよ。
これからも年に一度のお楽しみにしようっと。
で、毎年言ってるけど目指せ歌舞伎座。
ロビーで売ってた和雑貨がかわいかった『くろちく』
忘れないように貼っておこっと
http://www.rakuten.ne.jp/gold/kyoto-kurochiku/