杉村三郎シリーズの第2作
登場人物のキャラが増えたとか、関わってしまった事件とか、前回よりも面白かった。
宮部みゆきさんの作品は、ミステリー度合いよりも、人間関係、人間模様が読みごたえあるなと思う。
三郎が事件にまきこまれて、さらに妻の菜穂子にまで及ぶと、
義父今田会長が出てきちゃうから、
そうすると三郎はいつか今田会長の逆鱗にふれて追い出されちゃうんじゃないの?と心配しちゃう。
けっこう、複雑な展開だったから、これがドラマってどんなもんだったのかなと気になるところ。
とりあえず、次作の『ぺテロの葬列』も予約したけどまたまだかかりそうだわ。
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名もなき毒 (文春文庫) |
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