「風のように走り、鷹を自在に操る、尋常でない力を持つ〈神波の一族〉の生き残りの少年・燦
城主の二男に仕える剣の使い手・伊月。
燦が刺客として城主を襲ったことから、2人の運命が交わり始める。」
燦と伊月と田鶴藩の藩主となった圭寿
3人をとりまく政と神波の宿命
最初に図書館で3冊まとめて借りたときは
3巻で完結してるかと思って
残り3冊をあわてて借りに行ったら
まだ文庫書きおろしで続刊中とは。
未完の小説に手だしちゃいかんね。
そういえば、あさのあつこさんは『No.6』もそうだったっけ。
1.風の刃(2011年4月10日発売)
2.光の刃(2011年12月10日発売)
3.土の刃(2012年7月10日発売)
4.炎の刃(2013年6月10日発売)
5.氷の刃(2014年7月10日発売)
6.花の刃(2015年5月10日発売)
この調子だと続きが読めるのは1年後か?!
圭寿の執政はどうなるのか
田鶴藩の民は豊かになるのか
儀作者になるのが夢だった圭寿の作品のゆくえは?
夭逝した圭寿の兄の側室静門院のねらいは?
闇神波に狙われる伊月と燦はどうなっちゃうの?
と、この先話がふくらんでどこまで続くのかなー
年齢設定がよく分からないけど、
脳内キャスティングは、
風のように剣をさばく燦が佐藤健
圭寿に忠誠をつくす伊月は窪田正孝
圭寿は岡田将生
なんてどうだろう。
女たちがまるで浮かばないー
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燦 1 風の刃 (文春文庫) |
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