ココロの手帳にメモっとこう

楽しかったこと
うれしかったこと
忘れたくないから心の手帳にメモしておこう

『聖母の深き淵』柴田よしき

2016-09-06 00:06:16 | 本のこと

 


柴田よしきさんが横溝正史賞を受賞した『RIKO-女神の永遠』の続編
続編から先に読んじゃったのは、麻生と練を時系列で追うと
この『聖母の深き淵』とつながるからなんだけど。

シングルマザーで女刑事の緑子(りこ)
あんまり惹かれるキャラではないなー
けど、事件は複雑だけどおもしろい。
うっかり夜な夜な読んでしまうおもしろさ。

刑事をやめても、やっぱり練の住む世界との境界線を
超えられず、もう一緒にはいられないことを認め合ったけど
どうしたって離れられない。

麻生が、緑子に好きな人のことを話すシーンが好き。

病院の駐車場での刹那の再会と衝撃
清潔なままでは練を救えないと、自らも泥の中に落ちていった麻生。
2人の行く先は泥沼なのかなー
哀しい。

緑子のキャラはあんまりひかれなかったけど
『RIKO-女神の永遠』では、練が緑子に近づいた
ある麻薬事件のことが書かれているみたいだからなー
やっぱり気になる。
もう、いっきに全部読みあさりたいくらいだけど、
1年以上予約待ちしてた本がやーっと回ってきたからそっちを先に
読まなくちゃー

 

聖母(マドンナ)の深き淵 (角川文庫)
 
角川書店

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする