子供のお受験の勉強のために、別荘地で夏をすごしている
4家族がそこで起こった殺人事件の犯人を隠匿しようとするお話。
主人公の男性の浮気相手が死体で発見されて、
犯人だという妻を他の家族がかばって
死体遺棄をする。
なぜ他人のためにそこまで？という疑念をもつ主人公だけど
真実が分かったときには引き返せなくなっている。
殺人事件の隠し方が、ずさんで突っ込みたくなるけど
ストーリーに大事なのは、そこでなくて、
何のために、誰が誰をかばっているのかっていう謎を紐といていく。
最後、結局真実を隠し続けるような終わり方。
えーそれでいいのヒガシノさん。
という感じ。
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レイクサイド (文春文庫) |
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