2019年2月26日(火)のこと。
@EX THEATER ROPPONGI
18:00開演
V6の三宅健ちゃんが、六本木歌舞伎に立つという
まさかの共演
ジャニーズと市川海老蔵。
なんで健ちゃんだったのか。
とにもかくにも楽しみでしょうがなかったこの日。
お席もなかなかに良いお席。
ロビーにはたくさんのお花
キム様からも。
健ちゃんじゃなくて、海老蔵あてだけどね。
新作歌舞伎というか、現代風歌舞伎という感じのこの六本木歌舞伎
海老蔵と市川右團次の立ち回りから始まる。
花道に来た時の迫力
踏みしめる足の重量感がすごい。
「羅生門」は、ちゃんと読んだことあったかな?
死人の山となっている羅生門の楼上の場面で健ちゃんが登場
主から暇を言い渡された下人の役で
健ちゃんのセリフはごぼ現代語
海老蔵は、市川右團次演じる鬼の腕を斬り落とす渡辺綱と、
羅生門の老婆と市川海老蔵役の3役
海老蔵のブログにときどき登場する九團次さんと、もうお一方のやりとりは
歌舞伎のままで分かり難かったんだけど、その後で廓の女中が出てきて
解説してくれたのが分かりやすかったし、おもしろかった。
海老蔵がCMしているマスクと、今回のグッズの手ぬぐいの宣伝までしてて
エンタメ感満載。
健ちゃんも立ち回りのシーンあるし、
何本もの紐を使って持ち上げられる動きは
歌舞伎の形だったのかな。
1幕目中盤からの、現代の市川海老蔵と命を落とした下人の健ちゃんのやりとり、
というかトークがおもしろかったー
これ台本あるの?と思ったら、ほぼアドリブ
ここで健ちゃんは“ケンタッキー”って名前になってるし。
ここも毎回そうなのかと思いきや、毎回違うらしい。
さらに、健ちゃんの持ちネタ?陳さんキャラでのトーク
もう大笑い。
どうやら、海老蔵はYOUTUBEとか見て健ちゃんのネタを探してきてるらしい?!
海老蔵が團十郎を襲名する話もして、
健ちゃんに“襲名公演来てくれる?”って話したり。
二幕目はまたガラッと雰囲気が歌舞伎にもどる。
闇との戦いのような雰囲気
花道に登場する海老蔵は、大ぶりな衣装に長い袴での立ち回りと大見得
これがすごい迫力で圧倒された。
あれだけの衣装をつけての独特な動き
すごい体力いるんだろうな。
海老蔵は、渡辺綱のときと老婆のときでは
声も全然違う。
あたりまえなんだろうけどすごい。
海老蔵と右團次さんが花道で立ち回りをしているとき
おしろいなのか、いい香りがした。
健ちゃんは衣装の着物も変わって、蜘蛛の糸に中吊りになっていた。
すばらしい。
最後は、キラキラも舞うし、スモークもたかれるし
歌舞伎とエンタメの融合
海老蔵がブログで、今回の六本木歌舞伎は歌舞伎要素が多めって
言っていた。
健ちゃんはジャニWebで、2週間でトリプルアクセル跳べってくらい大変、
みたいなことを言っていたけど
それはあのアドリブトークが大変だったんじゃ?って思った。
最後カテコ?とは言わないのか?
4回か5回あった。
すごくよかったー
チケット代14,000円は高いけど、高いのも納得
ホント、海老蔵と健ちゃんの共演なんていうすごい組み合わせだった。
もっと歌舞伎を観てみたいと思うし、「羅生門」も読まなくちゃって思った。
すごくよかったから、グッズの手ぬぐい買えばよかったー