@4月29日(金) マチネ 帝国劇場
1幕
13:00~14:30
休憩25分
14:55~16:10
ジャン・バルジャン・・・山口祐一郎
ジャベール・・・・・・・今拓哉
ファンテーヌ・・・・・・知念里奈
エポニーヌ・・・・・・・平田愛咲
テナルディエ・・・・・・三波豊和
アンジョルラス・・・・・阿部よしつぐ
コゼット・・・・・・・・中山エミリ
マリウス・・・・・・・・原田優一
久しぶりの観劇。
わたしが初めて観たミュージカルが2003年の『レ・ミゼラブル』だった。
そのときは、ミュージカルってこんなもんなのか?ーっと、
セリフが歌っていうのが分かっちゃいてもなじめなくって。
よさが全くわからなかったね。
今だってそんな分かっちゃいないけど、
でもよかったなーと感じられるようにはなった。
テーマはひとつじゃなくて、貧困、投獄、労働、革命、と
その頃のフランスが抱えているいろいろなこと。
登場人物の誰かに感情移入するっていうんじゃないんだけど、
場面ごとの歌がすばらしい。
ミュージカル観て、“歌うまいなー”っていうのは言うまでもないことなんだけど。
言わずにはいられないんだなー。
ソロで歌い上げたときのごこまでも伸びていく声とか、
心臓がぎゅーってなる。
みんなで歌いあげるのはその迫力にトリハダが立つ。
うたのちから、声のちからってすごいなぁって、
すごく思った。
声から気持ちが伝わってくるっていうのかぁ。
よくわかんないけど。
一幕終わりは圧巻。
お目当ての田村雄一さんはアンサンブルでご活躍。
プロローグでの囚人の歌の第一声が田村さんってすごい。
パンフレットに「香盤表」っていう、俳優さんの出演場面と役割の
分かるものがのっていて、
これを見れば田村さんがどこで何の役をやっているか分かるっていうすぐれもの。
6月にもう1回観る予定なのでその時は香盤表で予習してもれなく見届けようっと。
ジャン・バルジャン役の山口祐一郎さんは素敵な声。
やさしいというかキレイ。
今さんは、執念でジャン・バルジャンを追い続ける警官ジャベール。
物語からすると悪役に近いんだけど、かっこよかったー。
黒いロングコートがお似合い。
みんなして、裾ひるがえし系に弱いよねーって。
今さんは終演後楽屋からお帰りになるところを拝見したんだけど、
ファンの方にもすごく親切でジェントルマン。
ステキだー。
山口さんはファンの方にハイタッチしていて、これまたいいなぁーって感じでした。
政府軍に立ち向かう学生のアンジョルラス役の阿部よしつぐさんの声も素敵だった。
終演後、感想やらその他どうでもいいことを話していて。
ふと、“レ・ミゼラブルってどうゆう意味?”って疑問が。
さっき調べたら、“貧しい人”でした。
なるほど。
もう1回観るのが楽しみ。