2022年5月20日(金)のこと。
2022年劇団☆新感線 42周年興行 春公演
いのうえ歌舞伎『神州無頼街』
2022年劇団☆新感線 42周年興行 春公演
いのうえ歌舞伎『神州無頼街』
【作】中島かずき
【演出】いのうえひでのり
【出演】福士蒼汰/松雪泰子/高嶋政宏/粟根まこと/木村了/清水葉月
【上演時間】
1幕:1時間15分
休憩:20分
2幕:1時間40分
@東京建物ブリリアホール
待ってました!のいのうえ歌舞伎
2020年の上演予定が早い時点で中止から2022年に延期への決定がなされて
その時は、2年後かーって思ったけど
あっという間にその2年がたってしまった。
満を持してと言うのがふさわしいのかどうか分からないけども。
今回のいのうえ歌舞伎は、時は幕末
盗みに騙し、殺しに裏切り、なんでもござれの無法地帯
身堂(みどう)一家が根城とする神州無頼街
そこへ乗り込んだ口出し稼業の草臥(そうが)と町医者永流(ながる)の
荒唐無稽な物語
おなじみ発車ブザーの音で新感線の世界に引き込まれる。
もう、わたしの大好きな新感線だった。
シビれました。
幕末を舞台に、錦の御旗、薩摩藩に長州藩、和宮様という史実をからめながらの
荒唐無稽、ロックなチャンバラもの。
『髑髏城の七人Season月』で捨之介を演じた福士蒼汰くんと宮野真守さんに
あて書きされたという永流と草臥
福士くんがとってもよかった。
お医者さんカバンを持って見得を切るオープニングのタイトルバックが
トリハダもののカッコよさ。
身堂一家の賭場での大立ち回りからの階段上ったところでのキメポーズも
めちゃめちゃカッコよかった。
長い黒髪、裾をひるがえしての立ち回り
あのメスの剣をくるくる回してさばきながらの立ち回りはスゴイ。
スピード感あって、ひるがえる裾がキレイで、とても映えていて見ごたえアリ。
翻し好きのわたし的には、もう一度見たい殺陣
後半の白いお衣装はすその内側に柄があって、立ち回りで裾が翻ると
内側の柄がチラ見えするのが粋だった。
殺し屋として育てられたことに苦悩する姿と
徳川の忍びの箒隊の女子たちに、キラリーンってやるかわいさとの振り幅も良いなー
恩を仇で返してしまうかもと苦しむところ
最後に、死ぬまで恨んでくれというところはグッときてしまった。
その後に、草臥にむかって“頼むよ”って感じで微笑む福士くんにキュンとなったー。
宮野真守さんは、『髑髏城の七人』のときに、下弦の月を見なかったもんで、
大人気のお方なのは存じてたけど、特に、、、って感じだったけど。
さすが、お見事でした。
あたりまえだけど歌がお上手だったー
何を今さら、って感じでしょうが。
観終わった後、隣のお席が宮野さんファンだったから、思わず
“宮野さん、素晴らしいですねー”って話しかけたくなった。
撃たれた永流の弾丸を摘出するシーンは、本気で笑った。
新感線は悪役がカッコいい。
高嶋政宏さんと松雪さんのシーンはカッコよかった。
高嶋兄の変態っぷりがイイ。
存在感あるなー。
2幕目で高嶋兄と松雪さんの雰囲気がガラリと変わる。
2人の出会いのシーンは妖しくて魅了された。
永流が狼蘭の末裔という設定
“狼蘭”ってなんか聞いたことあるぞ?と思ったら、『蛮幽鬼』『シレンとラギ』で出てきていたんだ。
こういうつながりは楽しい。
とはいえ、『シレンとラギ』からもう10年
もうちょっと早いスパンで登場してくれないとまた忘れちゃうわ。
2020年の上演予定が早い時点で中止から2022年に延期への決定がなされて
その時は、2年後かーって思ったけど
あっという間にその2年がたってしまった。
満を持してと言うのがふさわしいのかどうか分からないけども。
今回のいのうえ歌舞伎は、時は幕末
盗みに騙し、殺しに裏切り、なんでもござれの無法地帯
身堂(みどう)一家が根城とする神州無頼街
そこへ乗り込んだ口出し稼業の草臥(そうが)と町医者永流(ながる)の
荒唐無稽な物語
おなじみ発車ブザーの音で新感線の世界に引き込まれる。
もう、わたしの大好きな新感線だった。
シビれました。
幕末を舞台に、錦の御旗、薩摩藩に長州藩、和宮様という史実をからめながらの
荒唐無稽、ロックなチャンバラもの。
『髑髏城の七人Season月』で捨之介を演じた福士蒼汰くんと宮野真守さんに
あて書きされたという永流と草臥
福士くんがとってもよかった。
お医者さんカバンを持って見得を切るオープニングのタイトルバックが
トリハダもののカッコよさ。
身堂一家の賭場での大立ち回りからの階段上ったところでのキメポーズも
めちゃめちゃカッコよかった。
長い黒髪、裾をひるがえしての立ち回り
あのメスの剣をくるくる回してさばきながらの立ち回りはスゴイ。
スピード感あって、ひるがえる裾がキレイで、とても映えていて見ごたえアリ。
翻し好きのわたし的には、もう一度見たい殺陣
後半の白いお衣装はすその内側に柄があって、立ち回りで裾が翻ると
内側の柄がチラ見えするのが粋だった。
殺し屋として育てられたことに苦悩する姿と
徳川の忍びの箒隊の女子たちに、キラリーンってやるかわいさとの振り幅も良いなー
恩を仇で返してしまうかもと苦しむところ
最後に、死ぬまで恨んでくれというところはグッときてしまった。
その後に、草臥にむかって“頼むよ”って感じで微笑む福士くんにキュンとなったー。
宮野真守さんは、『髑髏城の七人』のときに、下弦の月を見なかったもんで、
大人気のお方なのは存じてたけど、特に、、、って感じだったけど。
さすが、お見事でした。
あたりまえだけど歌がお上手だったー
何を今さら、って感じでしょうが。
観終わった後、隣のお席が宮野さんファンだったから、思わず
“宮野さん、素晴らしいですねー”って話しかけたくなった。
撃たれた永流の弾丸を摘出するシーンは、本気で笑った。
新感線は悪役がカッコいい。
高嶋政宏さんと松雪さんのシーンはカッコよかった。
高嶋兄の変態っぷりがイイ。
存在感あるなー。
2幕目で高嶋兄と松雪さんの雰囲気がガラリと変わる。
2人の出会いのシーンは妖しくて魅了された。
永流が狼蘭の末裔という設定
“狼蘭”ってなんか聞いたことあるぞ?と思ったら、『蛮幽鬼』『シレンとラギ』で出てきていたんだ。
こういうつながりは楽しい。
とはいえ、『シレンとラギ』からもう10年
もうちょっと早いスパンで登場してくれないとまた忘れちゃうわ。
『シレンとラギ』
次郎長の手のひら返しがカッコいい。
からの、殺虫剤ダンス
ふざけてる笑
ふざけてるけど歌もダンスもすばらしく上手だからイイんだな。
労働の歌とか歌詞も曲もよくって、また聴きたい。
棺桶に乗る歌なんて、歌詞も絵面もふざけてるけど質が高いもんだから
何度でも聞きたくなる。
映像の使い方もさすがで、ホントにサソリがサワサワする気がしちゃったもの。
粟根さんが珍しく、手のひら返しの裏切り者じゃなかったな。
カテコで、福士くんが真ん中から登場するとき回し蹴りみたいなのやっていて
カッコよかったー
マスクのなかで声でちゃった。
カテコでの歌もよかったな。
早くスタオベしたかった。
福士くんと宮野さんが仲良さげで、信頼関係が出来上がっているんだなーと思った。
ロックなチャンバラ祭りのいのうえ歌舞伎
笑いとほんのちょっとの史実と人情にグッときてしまう。
もうパンフは買うまいと、前回は買わなかったけど
やっぱり買ってしまった。
次郎長の手のひら返しがカッコいい。
からの、殺虫剤ダンス
ふざけてる笑
ふざけてるけど歌もダンスもすばらしく上手だからイイんだな。
労働の歌とか歌詞も曲もよくって、また聴きたい。
棺桶に乗る歌なんて、歌詞も絵面もふざけてるけど質が高いもんだから
何度でも聞きたくなる。
映像の使い方もさすがで、ホントにサソリがサワサワする気がしちゃったもの。
粟根さんが珍しく、手のひら返しの裏切り者じゃなかったな。
カテコで、福士くんが真ん中から登場するとき回し蹴りみたいなのやっていて
カッコよかったー
マスクのなかで声でちゃった。
カテコでの歌もよかったな。
早くスタオベしたかった。
福士くんと宮野さんが仲良さげで、信頼関係が出来上がっているんだなーと思った。
ロックなチャンバラ祭りのいのうえ歌舞伎
笑いとほんのちょっとの史実と人情にグッときてしまう。
もうパンフは買うまいと、前回は買わなかったけど
やっぱり買ってしまった。
パンフのなかで、いのうえひでのりさんが『新しく・同じ』という言葉を使っていて。
なんかすごくしっくりくる言葉だな。
『変わり続ける変わらないもの』に通じる感じ。
大好きだー新感線
また観ることができますように。