小学校3年生で行方不明になった姉が2年後に戻ってきたが、
それは本当にいなくなった姉なのか?
父も母も受け入れる中、ひとり疑う妹。
その真実は・・・という話。
行方不明になってもどってくるという設定が
ちょっとシャレにならない現実。
湊さんのお話は、どんでん返しを期待して読んでしまう。
でも知りたいのは、どんでん返しのその先の心理状況とかだったりする。
今作もそんな感じ。
真実が明らかになって、どうなんだー?っていう。
読後感イマイチと思っても、やっぱり読んでしまうのもまた湊かなえならでは。
なのだけど。
豆の上で眠る | |
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