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好きなことだらけさ…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』

2009年07月10日 | 映画 アニメ

クーーーーッ観てきました、エヴァ。



下の娘の期末考査、美術と家庭科の課題提出が終わり、やっと行けました。
人の財布を当てにしないで友達と行けと言ったのに
まわりにエヴァに熱狂してるヤツはいないようです。
そりゃそうだろう。エヴァTVシリーズが始まったのは
ヤツ等の生まれた年である

かくいう自分も新生児を抱え、TVアニメどころではなかったので
最初にテレビ東京で放送した時は見れませんでした。
再放送時に見て、その後の劇場版2作はリアルタイムに映画館に行ってました。

2007年の『~・序』の時は小6になっていた娘、
メチャメチャ観たがってましたが受験生でした。
さすがに自分の成績を考えると
アニメ映画に浮かれている場合ではなかったらしいです。
先日金曜ロードショーで放送したのを見て、キャーキャー言ってました。

上の娘は『~・序』はサクッと友達と行ってたので
今回もそうでしょう。(親と行くより楽しいに決まってる!)



いやはや、評判通り戦闘シーンのクオリティの高さはハンパじゃなかった。
各エヴァ本体のしなやかな動きはCGのたまものか!
観ていて体に力が入って疲れました
アスカの登場シーンもバージョンアップ!
使徒のデザインも『~・序』の時も唸りましたが、今回も参りました。

『~・破』も総集編のような作りかと思ったら
新キャラを登場させただけあって別モノに仕上がってました。
その“真希波・マリ・イラストリアス ”「365歩のマーチ」を歌う。
マリのキャラ設定は、やたら明るく前向きなこの歌に集約されているような。
作品中で使っている歌謡曲も自分が子供の頃に馴染んだもの。
この選曲はいったい・・・

あととても気になったのが
加持&シンジのツーショット時に流れるバックミュージック。(2場面あります)
庵野のもう一つの作品『彼氏彼女の事情』で
有馬の心象風景なんかに使ってる曲に酷似しているように思えました。
音楽が同じ鷺巣詩郎なのでそう聞こえただけなのか。
『彼氏彼女~』ではえらく深刻なシーンで使ってる曲が
『~・破』では加持さんが穏やかに話すシーンに使っている!と思ってしまいました。

聞に「ラブストーリーになってる」とあったので
ええっ!!と思ってましたが、なるほどこの展開か!という印象です。
「もう誰にも死んでほしくないんだ!」というシンジの叫びが
特定の一個人に集約されることでラブストーリーに転換させています。

アスカの名前が変わっているのが何故なのかも気になりましたが、
綾波、式波、真希波と揃えてるので意味ありなのかなぁ。
きっと劇場版では綾波の「そう、たぶん三人目・・・」というセリフは
無いんだと思います。


いろいろ書いちゃいましたが、
アニメ好きなら殆どの方が知っているエヴァなので
ネタばれしないで観に行った方がしっかり楽しめると思います。

自分もう一回観て来ちゃおうかなぁ