2013年9月20日(金) 開演18:30 東京文化会館
今回の『ロミオとジュリエット』
ケネス・マクミラン振付ミラノ・スカラ座プロダクションとなってます。
フォーゲルのロミオはシュツットガルト日本公演でクランコ版のを観て以来。
真っ白タイツにパンパンの足を押し込めた若造フォーゲルですw
今ほど洗練された感じはなかったものの、
王子キャラのダンサー(*゜∀゜*)キタ━━!!!でしたw
あれからジークフリード、アルブレヒト、レンスキー、
バレエフェスで見せたポリーナ・セミオノワとの「アレクサンダー大王」と磨きがかかり、
マクミラン版のロミオ――観なきゃw
ミラノ・スカラ座でのロミオは青タイツでした。
そして期待通りのロミオを見せてくれました。
影のある演技での踊りもこなせるようになってますが、
今回はさわやか笑顔全開での登場。
髪型も若造っぽくパッツンwこりゃカワイイww
小柄なコジョカルをブンまわしていました。
コジョカルのジュリエットは文句のつけようも無く、パートナーリンクもいいし
二人だけのパ・ド・ドゥを観てるとロイヤルの舞台かと思えちゃう。
英国ロイヤルで見慣れたマクミラン版なのでどうしても比べてしまうんですが、
ミラノ・スカラ座、全体的にちょっとバタバタした印象でした。
ピッタリ揃って欲しいところもなんとなく流れてしまってるような…
舞台美術は煉瓦を基調に古風な感じかな。バルコニーも地味目です。
そういえば2幕の市場のシーンでフォーゲルが床に落ちてたベルトを拾って
遠くに放り投げてました。
その流れがとても自然で音楽に乗ったまま滑らかに動いててスゴっw
東京シティ・フィルは今回も残念な音でしたw
23日のイワン・ワシーリエフとナターリヤ・オシポワの回も観に行く予定です。
ワシーリエフのロミオはまた別物だろうと期待です。
〈キャスト〉
ロミオ:フリーデマン・フォーゲル
ジュリエット:アリーナ・コジョカル
マキューシオ:アントニーノ・ステラ
ティボルト:ミック・ゼーニ
ベンヴォーリオ:クリスティアン・ファジェッティ
パリス:リッカルド・マッシミ
キャピュレット公:アレッサンドロ・グリッロ
キャピュレット夫人:サブリナ・ブラッツォ
大公:マシュー・エンディコット
ロザリンデ:ルアナ・サウッロ
乳母:デボラ・ジズモンディ
ロレンス修道僧:マシュー・エンディコット
マンドリン・ダンス(ソロ):フェデリコ・フレジ
3人の娼婦:ベアトリーチェ・カルボネ、エマヌエラ・モンタナーリ、アレッサンドラ・ヴァッサッロ
モンタギュー公:ジュゼッペ・コンテ
モンタギュー夫人:セレーナ・コロンビ
ジュリエットの友人:
アントネッラ・アルバノ、クリステッレ・チェッネレッリ、ヴィットリア・ヴァレリオ、
ルーシーメイ・ディ・ステファノ、アントニーナ・チャプキーナ、ジュリア・スケンブリ
ミラノ・スカラ座バレエ団
芸術監督:マハール・ワジーエフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック・オーケストラ
指揮:デヴィッド・ガーフォース