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好きなことだらけさ…

『私が愛した大統領』

2013年09月27日 | 映画 洋画

1930年代のアメリカ。第32代大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト(ビル・マーレイ)が
忙しい執務の合間に安らぎを覚えるのは、
恋人のデイジー(ローラ・リニー)とドライブに出かける時間だけだった。

ある日、英国王ジョージ6世(サミュエル・ウェスト)とその妻エリザベス(オリヴィア・コールマン)が、
ニューヨーク州ハイドバークにあるルーズベルト邸を訪ねてくる。
ルーズベルトとジョージ6世は、迫り来るドイツとの開戦危機に備え、大統領の執務室でトップ会談を行う。
その深夜、衝撃的な事実が明らかになる。
初めて大統領の秘密を知ったデイジーがとった行動とは……。
(Movie Walkerより)

 激務のルーズベルトを陰ながら支えた、いとこのデイジーの心温まるお話
…かと思って観に行ったら全然違った!!
実は偉大なルーズベルトは女好きだった!って映画でしたw
といっても、そんな昼ドラみたいな作りではなく、
イギリスのドイツ開戦直前のイギリス国王アメリカ訪問エピソードを絡めて
デイジーの心の動きを追った恋愛映画でした。
エリザベスを伴ってのジョージ6世のエピソード部分の方が下世話かもw
あの辺は面白可笑しく脚色してるよねぇ。
付き人もなくアメリカに来るとは思えないw

実話の映画化ってつまらない時の方が多い気がするんですが、
この作品は有名なホットドック・ピクニックのシーンで盛り上げ、面白かったです。
ルーズベルト自身も大変だったろうけど、
周りで支えた女達もなかなかなものです。
彼女たちがいなかったら4選されなかったんじゃないだろかw

アメリカ大統領を描いたイギリス映画ってところが、
アメリカ映画の温度とは違う視点のような気がしました。