2013年9月23日(月) 開演13:00 東京文化会館
同じバレエ団なのに前回とはまるで違う「ロミ&ジュリ」でした。
まるでロイヤル臭がしない!おそるべしロシアww
無分別な若者には見えないロミオと現代女性っぽいジュリエット。
ワシーリエフ…あなたロミオじゃないよねw
余裕あり過ぎ~。
1幕の初々しい出会いってのがちょっと似合わないぞ。
オシポワのジュリエットは清楚なお嬢様っていうのと違って、
自分の気持ちをハッキリ表現する女の子って感じでした。
元気いっぱい自分の方から1歩前に出てました。
何と言ってもバルコニーのパ・ド・ドゥ。
素晴らしくしなやかなオシポワ。
キスのあと、やったわ的に笑いながら駆けていくジュリエットは初めて観ました。
この二人、絶対死なないだろうww
3幕はどうなるんだろうと思っていたらガラッと雰囲気が変わってました。
マキューシオは死んじゃってるし、ティボルトは手に掛けてしまったし、
二人は大人の関係になってるし、
ロミオは追われる身でジュリエットには迫る婚約者!!
苦悩の二人。ここからラストまでが良かったですね。
パリスと踊ると時のジュリエット、私はイ・ヤ・な・の・よ!全開w
ベットに腰かけ決意の表情。
それぞれ墓室での死にざまも綺麗でした。
ワシーリエフとオシポワ、この二人だと1幕より3幕が断然良いわ~。
今回のキャスト、ティボルトはフォーゲルの時のミック・ゼーニの方がカッコイイw
でもパリスはマルコ・アゴスティーノが良いですね~。パリス萌だw
あとマキューシオのマッシモ・ガロンがメチャメチャ頑張ってました。
東京シティ・フィルの音は前回よりはマシ。
〈キャスト〉
ロミオ:イワン・ワシーリエフ
ジュリエット:ナターリヤ・オシポワ
マキューシオ:マッシモ・ガロン
ティボルト:アレッサンドロ・グリッロ
ベンヴォーリオ:クリスティアン・ファジェッティ
パリス:マルコ・アゴスティーノ
キャピュレット公:リッカルド・マッシミ
キャピュレット夫人:サブリナ・ブラッツォ
大公:マシュー・エンディコット
ロザリンデ:ルアナ・サウッロ
乳母:モニカ・ヴァリエッティ
ロレンス修道僧:マシュー・エンディコット
マンドリン・ダンス(ソロ):フェデリコ・フレジ
3人の娼婦:アントネッラ・アルバーノ、デボラ・ジズモンディ、ステファニア・バロッネ
モンタギュー公:ジュゼッペ・コンテ
モンタギュー夫人:セレーナ・コロンビ
ジュリエットの友人:
マルタ・ジェラーニ、クリステッレ・チェッネレッリ、ヴィットリア・ヴァレリオ、
ルーシーメイ・ディ・ステファノ、アントニーナ・チャプキーナ、ジュリア・スケンブリ
ミラノ・スカラ座バレエ団
芸術監督:マハール・ワジーエフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック・オーケストラ
指揮:デヴィッド・ガーフォース