映画館に行こうかなと思っていたら
上の娘が学校休みで午後から予備校だった。
エアコン掛けてお家でDVD鑑賞に変更。
だいぶ前にWOWOWで録った『ローズ・イン・タイドランド』やっと観ました。
日本公開は2006年の夏。
『未来世紀ブラジル』(これ大好き)や『ブラザーズ・グリム』の
テリー・ギリアム監督。
〈ギリアムのアリスは孤独の迷宮をさまよう〉のコピーで解るように
「不思議の国のアリス」をベースにしたファンタジー映画。
家族は薬中のママに元ロッカーの薬中のパパ。
「不思議の国のアリス」を読むのが大好きなジェライザ・ローズ。
惨憺たる生活の中、ママは薬の過剰摂取で死亡。
ジェライザはパパとおばあちゃん家に行くがおばあちゃんは亡くなって久しく
ボロボロの家だけが残っていました。
最初の晩にパパがこれまた薬の過剰摂取で死亡。
ここから死体になったパパとジェライザの生活が始まります。
しかし、ゾンビと一緒に楽しい暮らしという映画ではなく
パパが死んだ事も、一人ぼっちになった事も認めたくないジェライザの
空想生活の始まりです。
『パンズ・ラビリンス』を観た時ほどの衝撃はありませんでしたが
これはファンタジーだと侮っているとグロさに辟易するかもです。
日々パパは腐っていくのですから・・・
それにしてもジェライザ・ローズ役のジョデル・フィルランド。
彼女の演技が秀逸でした。
この映画撮影時に10歳だったそうですが
彼女の演技あっての作品だったような気がします。
『パンズ・ラビリンス』好きにはお薦めかな。
娘等は期末考査も終わり、だんだん変則的に動き始めています。
母は予定が立てにくい日々に突入。
朝は何時に行くのか、弁当はいるのか、帰りは何時頃か。
全て携帯でやりとりしている世代は
前の日の夜じゃないとわからないとぬかす
ちゃんと、家の人に説明出来るように計画立てろ
とは言え、幼稚園さんや小学生じゃないんだから
母は自分の予定をこなすぞぉ
映画館が1,000円の日はなるべく映画観たいし、
今年は3年に1度のバレエフェスもある。
まずは7/23(木)の「ルジマトフ&レニングラード国立バレエのソリストと
サンクトペテルブルグのダンサーたち」
7/29(水)バレエフェスの全幕「ドン・キホーテ」
(ダニール・シムキンのドンキ楽しみです)
8/4(火)「世界バレエフェス Aプロ」
8/9(日)「海外で活躍する日本人プロダンサーのバレエコンサート」
8/11(火)「世界バレエフェス Bプロ」
9/5(土)「東京ニューシティ管弦楽団定期演奏会~聴け!怒涛のロシア音楽!!~」
9/11(金)、13(日)、16(水)「兵士の物語」
ハンドメイドは
以前、頼まれてたなんちゃって生地で作るトートバック。
(今日やっと持ち手とかの小物を一緒に買いに行きました。)
まだまだ完成しない花モチーフのラリエット。(進んでる?と訊かれてしまった)
娘の夏ワンピと黒ワンピゴスロリ改造。
合間に上の娘のオープンキャンパス巡り
(これは友達と行くもんだと思っていたら、今どきは親と行くもんなんですと。
予備校の先生が「大学は親が知っている時代とは違います!
子供との間に摩擦が起きないように一緒に見てきてください。」と言ってました。
ふ~ん、そうなんだぁ。)
受験生のいる夏休み、旅行なんかはしませんが、なんか忙しいぞ!
下の娘にはGWに見逃した
交響詩篇エウレカセブン劇場版「ポケットが虹でいっぱい」に連れて行けと
言われている・・・所沢で3日間だけ上映するんだよね。
どこにも行かないから、まあいいんだけどちょっと面倒。
どこまでこなせるかなぁ。
『東京マグニチュード8.0』 フジTV 7/9(木) 深夜25:00~〈ノイタミナ〉
第一話 「お台場、沈む」
『東のエデン』の次は大真面目な内容だなぁ。
ボンズとキネマシトラス制作かぁ。
監督は橘正紀、って『タチコマ~』かぁ。
と、ブチブチ言いながらも〈ノイタミナ〉枠なので視聴。
夏休みに入ったばかりのお台場。
中学1年生の未来は、弟の悠貴に付き合わされロボット展を見に来ていた。
はしゃぐ弟を横目に、反抗期真っ盛りの未来は退屈そうにケータイをいじっている。
「毎日毎日ヤなことばっかり…。いっそのこと、こんな世界、壊れちゃえばいいのに」
そう思った瞬間、突然地面が激しく揺れた。
東京を襲った、マグニチュード8.0の海溝型大地震。
連絡橋は崩れ落ち、東京タワーは倒壊―。一瞬にしてすべてが変わった東京。
未来は悠貴の手をひき、お台場で出会ったバイク便ライダー・真理の力を借りながら
世田谷にある自宅へ向かう。
果たして3人は無事に家に帰ることができるのか―。
(公式サイトより)
舞台が東京なのでかなりリアルに描き込んでいるのがわかります。
そのわりにキャラデザがかわいいのでOKです。
神山健治の下で『攻殻機動隊』シリーズ、『精霊の守り人』の絵コンテを
やっていただけあるなという感じです。
隙なくキッチリ作り込んであるように思います。
内容が内容だけにリアル感がなければ、面白くなくなってしまいますよね。
ただこれで観ている方を引き込むアニメになるのかなと。
どこかで橘監督のインタビューを読んだら
「物語上、危険を避けて安全なところにばかりいってしまうと、
何もドラマが起こらないので(笑)。
そういう意味では、あえて死中に飛び込むようなことをしているんですね」
と言いながら
「アニメのキャラクターの場合、
ときどきものすごく突飛な行動をとってしまうことがあるのですが、
観ている方が『それはないな』と思うようなことは、
できるだけなくそうと努力しています」
という事らしいです。
あと、プロデューサーの方々が細かく取材したらしく
地震が起こったらコンビニの商品は配っちゃうとか、
自販機は電気が切れたらボタンを押すだけでジュースが出てくる
といった実際の災害時にはこうなる的な話が盛り込まれるらしいので面白そうです。
『かなめも』 テレビ東京 7/5(日) 深夜25:30~
第1話 「はじめての、ひとりぼっち・・・」
まったく見るつもりがなかったんですが
取り合えず録って見たら、まさかの『かなめも』でした。
いやいや、けして人には勧めませんよ。
だってこれ、変ですもん。
『東京マグニチュード8.0』のマ逆をゆくっていうか・・・
あり得ない設定とあり得ない展開。
登場キャラ達はどれもなんか気持ち悪い
流行りの百合モードもふんだんに盛り込んで
なんじゃこりゃのまま、話がどんどん進みます。
何話か見逃してもまったく平気だなですが、次も見ようかなと・・・
真っ当なラブコメ『宙のまにまに』よりは
こっちを録ってしまいます。
クーーーーッ観てきました、エヴァ。
下の娘の期末考査、美術と家庭科の課題提出が終わり、やっと行けました。
人の財布を当てにしないで友達と行けと言ったのに
まわりにエヴァに熱狂してるヤツはいないようです。
そりゃそうだろう。エヴァTVシリーズが始まったのは
ヤツ等の生まれた年である
かくいう自分も新生児を抱え、TVアニメどころではなかったので
最初にテレビ東京で放送した時は見れませんでした。
再放送時に見て、その後の劇場版2作はリアルタイムに映画館に行ってました。
2007年の『~・序』の時は小6になっていた娘、
メチャメチャ観たがってましたが受験生でした。
さすがに自分の成績を考えると
アニメ映画に浮かれている場合ではなかったらしいです。
先日金曜ロードショーで放送したのを見て、キャーキャー言ってました。
上の娘は『~・序』はサクッと友達と行ってたので
今回もそうでしょう。(親と行くより楽しいに決まってる!)
いやはや、評判通り戦闘シーンのクオリティの高さはハンパじゃなかった。
各エヴァ本体のしなやかな動きはCGのたまものか!
観ていて体に力が入って疲れました
アスカの登場シーンもバージョンアップ!
使徒のデザインも『~・序』の時も唸りましたが、今回も参りました。
『~・破』も総集編のような作りかと思ったら
新キャラを登場させただけあって別モノに仕上がってました。
その“真希波・マリ・イラストリアス ”「365歩のマーチ」を歌う。
マリのキャラ設定は、やたら明るく前向きなこの歌に集約されているような。
作品中で使っている歌謡曲も自分が子供の頃に馴染んだもの。
この選曲はいったい・・・
あととても気になったのが
加持&シンジのツーショット時に流れるバックミュージック。(2場面あります)
庵野のもう一つの作品『彼氏彼女の事情』で
有馬の心象風景なんかに使ってる曲に酷似しているように思えました。
音楽が同じ鷺巣詩郎なのでそう聞こえただけなのか。
『彼氏彼女~』ではえらく深刻なシーンで使ってる曲が
『~・破』では加持さんが穏やかに話すシーンに使っている!と思ってしまいました。
新聞に「ラブストーリーになってる」とあったので
ええっ!!と思ってましたが、なるほどこの展開か!という印象です。
「もう誰にも死んでほしくないんだ!」というシンジの叫びが
特定の一個人に集約されることでラブストーリーに転換させています。
アスカの名前が変わっているのが何故なのかも気になりましたが、
綾波、式波、真希波と揃えてるので意味ありなのかなぁ。
きっと劇場版では綾波の「そう、たぶん三人目・・・」というセリフは
無いんだと思います。
いろいろ書いちゃいましたが、
アニメ好きなら殆どの方が知っているエヴァなので
ネタばれしないで観に行った方がしっかり楽しめると思います。
自分もう一回観て来ちゃおうかなぁ
『懺・さよなら絶望先生』
東京MXTV 7/6(月) 深夜25:30~
第一話 「楽園への道」
「春の郵便配達員二度ベルを鳴らす」
“三度目の絶望”ということで、3期始まりました。
監督は新房昭之だし、制作はシャフトだし、オープニングは大槻ケンジだし、
「はい、お好きにどうぞ」ですね。
このアニメ、画作りや見せ方、ムードの持って行き方
すごく上手くて次も見ようと思うんですけど
中身が面白いかと聞かれると、そうでもないと答えてしまいます。
ストーリーとかギャクに魅かれるところはないんですよね。
コミックも2巻までは読みましたが、それ以上はもういいやでした。
(コミックとアニメは別モノですが)
でも、なんだかんだ言っても嫌いじゃないので
見ちゃうんですよね。
『プラネテス』
(DVD画像)
NHK-BS2 7/5(日) 23:54~
第一話 「大気の外で」
衛星アニメ劇場枠で『蟲師』の次は何かなと思っていたら『プラネテス』。
これ見逃してたんですよね。
気が付いた時は何話も進んだ後で
NHKだからそのうち再放送してくれるだろうと。
何度か再放送していたみたいですがその度、逃してました。
レンタルビデオ屋に並んでるのを見て
よっぽど借りようかと思っていたんですが、見るモノいっぱいあるし
そのうち、そのうちと先延ばししてた甲斐がありましたよ。
ゆっくり見る事にします。
東京MXTV 7/4(土) 22:30~
第一話 洪色魔都
サウンドノベルゲーム「428~封鎖された渋谷で~」の中の
ボーナスシナリオ2のアニメ化みたいですね。
ゲームの方はやってないので、どんなのかはわかりませんが
アニメの方は面白そうでした。
アジア有数の世界都市・上海。そこで行われている祭りは、
街を体現するかのよう喧騒、嬌声、音楽が入り混じり混沌としていた。
その様子をビルの屋上から見下ろすひとりの少女がいた。
名はカナン。彼女は女豹のようなしなやかな動きで、
スナイパーライフルのトリガーを引いた・・・・・。
(公式サイトより)
原案が奈須きのこ
『空の境界』は観ていないので作風がどんな感じなのか
このアニメを見たらわかるかな?
おじさんをキッチリ描き分けているアニメはいいですよ。
ただ一話目で登場人物が多すぎて、関係を推測するのが大変でした。
話が進むと自然にわかるといいな。
取り合えず続けて見てみようかと。
NHK教育 7/4(土) 18:00~
Mission1 異世界へ
NHKエンタープライズとヒウォン・エンタテインメントの制作なんですね。
監督も奥村よしあきとホン・ホンピョのお二人。
オープニングロールを見ても韓国の制作人の名前がたくさん並んでます。
NHKの夕方アニメ、『忍たま乱太郎』『エレメントハンター』『獣の奏者エリン』と
並んでいるので、ターゲット年齢がわかりますね。
新感覚!番組連動体感ゲーム付きってのがなんとも・・・
データ放送が見れるデジタルTVなら
TVリモコンを番組の中で主人公達が使ってるコントローラーのように操作して
元素をゲットするというもの。
QEX(モンスター)のデザインといい
数年前ならポケモン、デジモンにとびついた少年少女向けですね。
おばさんは文部省推奨的な『エリン』は素直な心で見る事ができるけど
これはいいかな。
他に心魅かれるアニメがいろいろあるもんね。
東京MXTV 7/3(金) 23:00~
第一話 「ひたぎクラブ 其ノ壹」
まさに西尾維新
まさに新房昭之×SHAFTってとこでしょうか。
ここまで合うとは、驚いた
『ef ―』は見せ方は、ほほうと思いましたが
あの画と内容がおばさんにはイマイチでした。(中身は乙女ゲーですよね。)
『まり†ほり』は期待した程ではなかった。
『夏のあらし!』はコナン崩れの八坂一がイヤで見るのをやめた。
西尾維新は読んだことないんですよね。
うちの子等はそりゃあ読んでますよ、現役中高生ですから。
おばさんはラノベより読みたい物がたんとありますから、なかなか手が出ない。
でも、話題の西尾維新ですから、書店でパラパラ。
雰囲気だけはなんとなく・・・
今回の映像、いやいやキマシタね。
キャラの感じもいいし、SHAFTくささのスタイリッシュな部分が
存分に発揮されてるんじゃないでしょうか。
内容は知らない分、楽しみに見る事にします
『懺・さよなら絶望先生』も始まりますね。