風雲海南記 1947 2024年11月02日 21時50分01秒 | 本読んであれこれ 山本周五郎さんが生前に刊行した小説は111冊で、随筆集が1冊だったそうです。研究家の木村久邇典さんが解説で書いておられます。 ただ2冊の『無明絵巻』(1940 東光堂)と『風雲海南記』(1947 東光堂)だけは、本そのものが残っていなかった。探してもないということはあり得るんですね。こんな世の中でも。ですから、情報提供者を探したのだそうです。国会図書館にもなかったんでしょうね。 木村さんは、広く . . . 本文を読む